「こんにちはwasenkinです。最近水の出が悪かったので、ふと蛇口の先端にあるフィルターを外してみました。するとそこには…「ワカメ」のようなものが挟まっていました…。こんな出汁の効いた水は嫌だ!ということで屋上の貯水タンク清掃を決意しました。」
まずネパールの水道事情について少し説明…
ここには日本のような立派な浄水設備や上水のサービスはありません。
それぞれの家の屋上に置かれている「貯水タンク」に地下からくみ上げた水や山から引っ張って来た、あるいは買ってきた水を溜めます。
どの家にもこんな感じでタンクが設置されています⬇️⬇️
これはカカニの写真ですが、国中どこでも同じような感じです。
ちなみにカカニの集落のほとんどは、近くの森にある水のたまり場⛰️から水を引いています。
日本の配水プロセスからするとだいぶ端折られた方法です😅
「日本」 = 「森」 →「 ダム」 →「 浄水場」 → 「配水池」 → 「家庭」
「ここ」 = 「森」 → 「家庭」
出所がそんな所ですから、蛇口からの水を直接飲むことはできません。
沸かせるか、フィルターにかけるかしてからでないと後が怖いです。
そして、もひとつ怖いのはタンク内の汚れ…
水と共に色々な森の恵み🐛🐜🦗🐌が送られてきます…😨
さて、うちの屋上にある貯水タンクは⬇️⬇️
1000リットルのタンクが2つありますが、
大家さん曰く、なんと
「これまで一度も掃除したことがない」と…😱
この家が建って3年、本来なら毎年でもするべき掃除が一度もされていないとは…恐ろしい。
ゆっくりと梯子を上る。
…梯子も怖い
どう考えても横棒細すぎ。
体重を掛けるとグワングワンと揺れます。
なんとか上り、状況を確認。
フタのちょっと開いているのが不吉な想像を掻き立てます。
さて、中はどうか…
あ、思ったよりキレイでした!!
虫が数匹浮いているのと、泥のようなものが底に体積しているくらいですね。
いや~ホッとしました😁😁
(…ホントにこれくらいなら大丈夫ですよね?僕の感覚がおかしいわけではないですよね?)
さて、これから中に入ってざっと内壁の汚れを落とした後、底面にたまった水と泥を排出します。
でも、タンクが固定されているので横倒しにしたり、逆さにしたりできません。
そこで排水のためのアイテムを自作します。
と、言っても必要なのはこれだけ⬇️⬇️
ペットボトルとホース。
まずペットボトルを半分に切って、切り口をギザギザにします。
後はこれをホースに取り付けるだけ。
完成!!
「サイフォン式排水装置!!」(テキトー)
あとはペットボトル側をタンクに入れ、反対側をタンクより下にぶら下げれば、水と泥を排出できるはず!!
さぁ結果はいかに?
と、今回はこれまでにさせていただいて、続きは次回お伝えさせていただきます。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました🙇♂️
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