「こんにちはwasenkin嫁です。
今日は私も含めネパール人女性が良く着用する民族衣装についてお伝えしたいと思います👗」
ネパール人女性の多くが普段着ているのがクルタ・スルワールとよばれる民族衣装。
☆【クルタ】と呼ばれる長めのチュニック
☆【スルワール】と呼ばれるズボン
☆【ショール】の三点セットです。
子供からお年寄りまでの多くの方に愛される、間違いない服装がコレです。
⬆️右二人はおばあちゃん。
⬆️子供も。
⬆️若者も
生地次第で、普段着にも、寝間着にも、制服にも、そして結婚式にも着ていける、そんな服です。
クルタスルワールはオーダーメイド。
まず布屋さんで生地を選び、
仕立て屋さんに持って行き(布屋さんと仕立て屋さんが一体型の場合もある)、襟や袖丈などのデザインを決め、採寸をし、
一日から一週間くらいで出来上がる、こんな感じ。
クルタ(トップス)は、サイドにスリットが入っているのが特徴的。
スルワール(ズボン)の形は何パターンかあり、一番の定番はパンジャビと呼ばれるダボダボなタイプ。
その他、細身の裾クシュクシュタイプやワイドパンツ型も。
大概、伸縮性の全くない生地でできているので、細身タイプは作りたての頃は足を通すのがなかなか至難の業。
それで、細身のデザインに仕立てると、どのお店の方も共通しておススメして下さる履き方がコレ↓
『足にビニール袋をかぶせてそれからスルワールを履く』
効率が良いような悪いような・・・
ズボンは、レギンスや綿パンで代用するのも🆗🙆
トップスがハイネックの場合以外、ショールはなくてはならないもの。
ある人曰く、ショールを忘れるのは、スカートを履きわすれたのと同じくらい恥ずかしいことだそう・・・
ところで・・
オーダーメイドで服を作る話をするとよく『いいね!』『素敵!』『うらやましい!』と言われるのですが・・
これがなかなか面倒臭い。
言ったとおりにならないことが多いんです。
この方が良いと思った、と気を利かせて
勝手にデザインを変えられてしまってたり😱
どういうわけか、
私二人分くらいの大きなズボンができあがってしまったり😱😱
大きく出来上がる分には縮めればいいのですが、
小さすぎて頭が入らず、せっかく買った布が台無しになったり😱😱😱
それでも、数ある生地の中からお気に入りの生地を見つけ出し、値切り交渉に成功し、
⬆️値段交渉中。値札が付いているお店もありますが、ネパールはほとんどに値札もついていなければ、値段も交渉制。これもまた面倒💦
世界に一つだけ(⁈)のクルタが理想通りに出来上がった時の喜びは、既製品を買った時とは比べ物にならないレベル✨✨
なので、気軽に布屋さんをチェックできるカトマンズの町中に住んでいたころは、私にとって気晴らしの一つでした。
⬆️マネキンが首つられているのがクルタスルワール屋さん
でもここカカニには、布屋さんなんてない・・・
なので既製品をパパっと買える日本の方が楽だな~って思ってしまいます。
オシャレな布屋さんと仕立て屋さん、カカニにも来てくれないかな~