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ネパールの独特な暦【ビクラム暦】🗓️

「こんにちはwasenkin嫁です。
日本や世界では廃れてしまった文化や習慣がまだまだ残る、ちょっと昔っぽい?ネパールですが、最先端を行っているものもあります。今日はそのことをご紹介します。」

 

世界的には西暦2022年も残りわずかとなってきましたが・・・

ネパールは現在2079年です。

どこの国よりも未来を行っている⁈⁈

わけではなく、ネパールは「ビクラム暦」というものを公式の暦としています。

この起年が紀元前57年だそうで、そのため数字だけでは最先端を行ってしまった、というわけです。

(なんでもビクラマーディティヤという伝説の王様が戦争に勝利したことを記念して始めたそうな…でも実在したかどうかは不明だそうな…)

 

この暦では西暦でいう4月の15日前後に新年が始まります。

ということで毎月15日頃が月の始め。

でも一か月が29日の月もあれば32日の月もあるので、西暦でいう15日が月の始めとも限らない。

都市部の人や、外国人とかかわりのある職業の方たちは西暦も使いますが、田舎の方では西暦を使う必要がないので、地元の方たちと会話をするにはビクラム暦を理解していないといけません。

ということで、私たちもネパールの方たちが使うカレンダーを使うようにしています。

こちら⬇️⬇️⬇️

そもそも、数字が違うので見づらいです…😅

1が9に見えたり、4が8に見えたり、7が6に見えたり、8と9一緒じゃん、と思ったり…

 

ちなみに今日はどこかというと・・・⬇️⬇️⬇️

今日は西暦でいうと2022年October27日

ビクラム暦ではकार्तिक(カルティク)月の10日

青丸印が今日です。

親切にネパールのビクラム暦のカレンダーにも、西暦を載せてくれてあります。

うーん、、、それでもなんだかわかりづらい。。。

 

ちなみに、『今日は何日』という会話の時、『日』を表す言葉が、西暦とビクラム暦とでは違います。

例えば、同じ27日だとしても、『27तारिख(タリク)』と言えば西暦の27日。

『27गते(ガテ)』と言えばビクラム暦の27日。

なので、どちらのカレンダーに基づいて話しているかはわかります。

 

世界中が年末のカウントダウンや年始のお祝いモードになっている時も、ネパールの方たちにとってはごくごく普通の日。

年が変わった感覚もなく、何事もなかったかのように過ぎていくギャップが私は好きです。

 

この暦を公式としているのはネパールだけだそうで。。。

それもまた特別感があっていいですね。

 

ということで今回は暦の上では57年も先を行っているネパールからお届けしました🤗

最後までお付き合い下さりありがとうございます🙇‍♀️