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ネパールの万能ハーブ【シスヌ】🌿 (ネトル)

「こんにちはwasenkin嫁です。
間もなくカカニ村からタルプ村へお引越しをするため、ここ数日はカカニ村のお友達とより多くの時間を過ごしています。
のんびりおしゃべりしながら、野草を採って食べたので、その野草について今日はお伝えします。」

 

ただこの野草、私たち夫婦にとってはいわく付きの(⁈)野草😅

と~~っても痛い目に遭わされたので、食べれることは知っていても食べたくないような、でもどんな味なのか食べてみたいような、、そんな存在。

 

いわく付き野草に関するエピソードについては良かったらこちらをご覧ください🔽🔽🔽

mrsora.com

 

その噂の野草とは【シスヌ】


日本語で【イラクサ】のこと。

最近では「ネトル」という名称でも知られていますね。

イラクサ豆知識イラクサの茎や葉には、たくさんの細い針のような毛(刺毛)がついています。
そのトゲには、アセチルコリンヒスタミンを含んだ袋があり、刺さると痺れるような激しい痛みかゆみに襲われます。
イラクサの生薬名は『蕁麻』。イラクサに触れて接触性皮膚炎を起こす様子から、『蕁麻疹』という病名ができたとも言われています。
またイラクサの学名にはラテン語で『燃える』を意味する言葉が使われているそう。これも、イラクサの刺毛による燃えるような痛みからきていると、言われているようです。
ネパールでは、言う事を聞かない子供に「シスヌで叩くよ!」と脅すとか、ケンカをして決着がつかない子供同士が、シスヌで叩き合う・・なんてエピソードも聞きます😅

 

こんな危険な植物ですが、ネパールでは、お腹の駆虫目的や、関節痛の症状改善のため、定期的に食べるといいと言われています。

半信半疑でネットで調べて見ると、確かに色んな効能が。。

(イラクサにもいろんな種類があるようなのでどれにも当てはまるのか分かりませんが・・)

・動脈硬化の予防、改善

・アレルギー体質改善

・貧血予防

・利尿作用

・リウマチや関節痛改善

・抗酸化作用

などなど。

素晴らしすぎる。

 

日本でも、東北地方ではイラクサの仲間ミヤマイラクサの若い苗を【アイコ】と呼んで、おひたしや酢味噌和えなどにして食べるそうです🌿

 

ということで、食べてみました🍴

 

ネパール式調理方法は・・・

トングで若芽を採り、

トウモロコシ粉か、小麦全粒粉を振りかける。

少し放置してから、粉と共に葉についた虫たちを振り落とす。

葉を熱湯で軽くすすぐ。

お湯を沸かしたお鍋の中に小麦粉と葉を入れて茹でる。

火が通ったら、にんにく、しょうが、塩、クミンパウダーで味を調え、最後に熱した油とニンニクをジュっとまわしかける。

完成👏👏👏

 

食感はほうれん草香りはシソ系、トゲトゲはなく、おいしくいただきました😋

ただ食後お腹がゴロゴロ・・・

きっとお腹のお掃除をしてくれたのでしょう。

痛みのトラウマでなかなか手が出しにくい食材ですが、健康のために定期的に食べるようにしようかなと思いました。

 

ちょっと見てみたら、日本でも、ハーブティーやサプリメントとして飲めるようです。

リンクを貼っておきますね。

興味のある方はどうぞ