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タルプ村の【果物】

「こんにちはwasenkin嫁です。
今年は雨季がなかなか始まらず、乾燥した日差しのキツイ毎日が続いています。
そんな暑い日は、村のフレッシュな果物を食べて元気を出しています。」

 

果物は、村の子どもたちも、もちろん大好き。

子どもたちは、誰の家の、何の実が、いつ食べ頃かを把握しています。

そして登下校時や、家畜の放牧中に、採って食べます

現代社会ではなかなか珍しい、健康的で理想的なおやつですね。

 

このブログで一躍有名になりつつあるA少年とその子分が採っているのは

日本のジューシーで甘い桃とは違い、かすかに桃の匂いがするものの、梅のように硬く、梅ほどではないけど酸っぱめの味です。

子どもたちはそのままかぶりついていますが、我が家ではシロップ漬けにするのが毎年恒例。

皮の煮汁を入れるとシロップがピンクに色づきます。

お水で割って、二層の桃ジュースの出来上がり🎵

舌と目の両方から桃を味わっています。

 

A少年のお姉ちゃんが採っているのはスモモ

建物の三階部分くらいまで、裸足でササっと登って、実を採ってくれました。

脱いでいった靴と靴下がなんだかかわいかったので、隠し撮り。

 

スモモは道端でもこんな風に売られています。

 

このスモモ、おいしいだけでなく、お花もステキです。

ネパールの桜(桜の原種)には日本のソメイヨシノのような華やかさがなく、色もピンクですが、このスモモの花は白く、日本の桜を思い出します。

 

日本では珍しい果物も。

こちらはオレンジラズベリー🔽

ほんの少し酸味と、みかんのような香りと苦味がします。

 

こちらはもっと珍しいインディアン・バター・ツリー🔽

糖度が高く、洋ナシをもう少し柔らかく、そして繊維質を増やしたような食感と味でした。

この種の中にある胚をすり潰すと、植物性のバターができるそうです。🔽

 

こちらはパッションフルーツ🔽

南国の味。

近所の知り合いのおばあちゃんは、自分の敷地のおいしい実を全部子供に採られるのが悔しかったらしく、熟れる前のパッションフルーツを全部もぎ取り、こっそり家の中で熟成させています😅

旦那さんに見つかると「大人げない」と怒られるそうで、こっそりおすそ分けしてくれました。

たくさん分けて下さったのですが、やはり木で熟成されたもののようには甘味がなく、土臭かったので、こちらもジュースにしていただきました。

程よい酸味とトロピカルな味で、種の食感も楽しく、疲れも吹っ飛びます。

 

子どもたちのおやつを横取りしない程度に、村の果物を楽しんでいきたいと思います。