「こんにちはwasenkin嫁です。
今年の7月は、7月として日本の観測史上最も平均気温が高かったそうです。
熱中症に気を付けて過ごしたいところですが・・・」
熱中症予防には塩分摂取が不可欠と言うのは周知の事実。
そして、ただ塩を摂取するだけでなく、梅干しで塩分を摂取するのが効果的だという説があります。
梅干しは、塩分だけでなく、疲労回復効果のあるクエン酸や、熱中症で受けた体のダメージを軽減する抗酸化作用を兼ね備えているからだそう。
今回は、そんな素晴らしい日本の伝統食【梅干し】をネパールでも作ってみたお話。
と言ってもネパールに【梅】はおそらくありません。
だから今までは、ネパールでわざわざ梅干しを作ろう、なんて考えもしなかったのですが・・・
日本人の奥さんをもつネパール人のお友達から度々、『ネパールにある果実で梅干しのようなものを作れないかな?』と聞かれていました。
彼自身梅干しが好きで、他のネパール人の口にも合うのでは⁈と思ったようです。
たしかに、梅入りおにぎりが好きなネパール人は多いし、干し梅のようなおやつもネパールにはあります。
ということで、彼の希望を叶えるべく、挑戦してみることにしました。
そこで、使ったのは【桃】
梅のような見た目の桃。
帰国の都合で、まだ熟れる前の桃を使用。
ネパールの桃は、日本でいう摘果桃のように、小さくて、硬くて、酸っぱい。
そのままではなかなか食べづらく、いつもは甘く煮るのですが、今回は桃干しなので、塩をまぶして、
5キロの小麦粉を重しにしました。
すると次の日には早速、【梅酢】ならぬ【桃酢】があがり、
しかも二日後にその桃酢は赤くなりました。
実は今回使ったタルプ村の桃は、中が赤い種類のものでした。
そのため、ほんのり赤い桃干しが完成。
赤紫蘇が手に入らないネパールで色鮮やかな桃干しは作れないと思っていましたが、良い意味で裏切られました。
梅干し作りのきっかけをくれた友達も、その後【桃干し】に挑戦したとのことで写真を提供してくれましたので、完成した桃干しの写真は彼のものを使わせてもらいます。
もしこの写真を見て唾液が出た人がいたら・・・桃干し成功です!
彼の桃干しが完成する前に帰国してしまったので味見は数か月先になりますが、これは絶対おいしいはず!
私の桃干しを食べたwasenkinも、『ネパールの桃は梅だったのか……⁈』とつぶやいていたので、この度【ネパールでは桃で梅干しが作れる】という説は立証です。
ぜひ来年も挑戦してみようと思います。
そしてこの8月を元気に乗り切るためにも、梅干しを食べようと思います。
皆さんも、梅干しパワーでお元気で・・・😊