「こんにちはwasenkinです💁♂️今回は久しぶりに『カカニ』関連の記事です🙏」
みなさんは「スクティ」をご存じでしょうか?
ネパールではおつまみの代表格のようなものなのですが🔽🔽
この中の黒い物体がスクティです。
簡単に言えば、水牛の肉を使ったビーフジャーキーのようなものですね。
この前カカニの友人に会いに行った時、ちょうどその友人がこのスクティを作っているところでした。
日本では見られない調理方法と、ついでにその日のヒマラヤの美しさを紹介します!
(以前書いたカカニの友人の記事🔼🔼)
早速その日の山々の様子から🔽🔽
この日は空気がとても澄んでいて、山の表情がキリっとしていました🌟
眼下の村の様子や川の様子もくっきりですね。
最後は友人の双眼鏡越しにスマホ撮影してみましたが、結構ちゃんと写っていました😄
さて、そんな雄大な山々を前に友人は黙々とスクティ作りを始めます。
まずは肉屋で買ってきたブロック肉を細長くカットしていきます。
地面に置くタイプの包丁「チュレシ」を使った独特な切り方です。
動画で見ると分かりやすいです🔽🔽
水牛肉のブロックを細長く30~40センチの長さに切っていきます。
このチュレシ、理にかなった形状なのか、普通の包丁でするよりも早く作業が進んでいく気がしました。
でも話しながら刃に向かって手を伸ばして切るスタイルは見ていて心配になります😅
全て切り終えるとスパイス類を混ぜます🔽🔽
ターメリック、粉末唐辛子、塩、油を揉み込み少し放置。
お茶を飲みながらしばし歓談していると、近所の女の子がやってきました🔽🔽
…ええ、ちゃんと女の子です(笑)
顔が汚れているように見えますが…🔽🔽
化粧に失敗したのか、炭で汚れたのか、友達にラクガキされたのか、悪役女子プロレスラー憧れがあるのか知りませんが、とにかく嬉しそう😁
でも、あまりにうるさいので友人によってすぐに強制退場。
どうも最近この子は友人宅の食糧を狙ってちょくちょく山から下りてくるそう。
…山賊です。
なのでこの日もミカン一つを手渡され「もう来るな。」と追い出されてしまいました😆
現代でも子どもに対して当たりが強いのがこの国の特徴です(笑)
さて、陽も落ちて来て寒くなったので火を起こそう、と言う事になり🔽🔽
ドラム缶と薪を持ってきて暖を取ります。
こうやってどこででも火を焚けるっていうのは良いものです😊
そして火の勢いが落ち着いてくると、スクティ作り再スタート。
ドラム缶の上に鉄筋の枠組みを置き、下準備の終わった肉をそこに掛けていきます。
火で焦げない程度の距離に置き、熱が上に逃げないように蓋をします。
日本ではなかなかないであろうワイルドな調理法😉
火の着いた薪に油の落ちる音と、肉の焼ける良い匂いが周りに広がります。
それにつられて山賊少女レスラーが再入場しようとしてきましたが、友人による大人の本気の圧でもって阻止🤭
…ちょっとかわいそう(笑)
火にさらすこと20分、全体に火が通りました。
焼きたてを頂きます🤗
うん、スパイシーにしてジューシー!
これはお酒が進みます👏👏
普通の牛肉でもできるので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください!
BBQなんかの時に「ネパールのスクティだよ!」っと提供すると皆さん喜んでくれると思います😊
スクティ作りが終わる頃には太陽は沈み、山の雰囲気も随分変わっていました🔽🔽
普段であれば昼頃には雲に隠れてしまうことの多いヒマラヤ、でもこの日は最後まできれいに見えていました。
さて、今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!!