ブログタイトル

MENU

友人Aさんによる旅ログ -part1-

「こんにちはwasenkin嫁です。
今回は久しぶりの特別企画、我らがネパールの妹『Aさん』による旅ログです。
彼女から送られた便りをお楽しみください。」

友人『Aさん』

 

私たち夫婦は友人たちと共に、ネパール南部にあるタライ地方へ旅行に出かけました。

夫婦で初の【バイク旅】。

ある友人はこう言っていました、

「バスの旅はただ映画を見るようなもの。でもバイクでの旅は映画の主人公になるようなものだ。」

つまり、「バス旅よりも、バイク旅の方が断然楽しい!」そうなので・・

勇気を出して、バイク旅に挑戦してみる事にしました。

 

カトマンズから南西方向へいくつもの丘や山、川を越えて辿り着くのは、ゾウの村【タンゴバスティ】。

片道約140キロの旅です。

この村は自然保護区の一つである【パルサ国立公園】内にあります。

野生動物が生息するジャングルにもかかわらず、柵などで囲われていないこの区域では、様々な野生動物に遭遇します。

特に多いのが【ゾウ】。

そのため周辺地域に住む多くの人が野生のゾウによって命を奪われています…

私たちもその危険なジャングルを通らなければ目的地に到着できません。

果たして、私たちもゾウに遭遇してしまったのでしょうか⁈

旅の同行者8人の安否はいかに⁈

順にお伝えしていきますね!

 

まず、午前8時、カトマンズを出発。

天気はあいにくの大雨。

厚着をして、安全な道を進んでいきます。

道路脇にはこの時期ならではの花【ジャカランダ】が咲いています。

数キロに渡って紫の街路樹が続くため、最近のカトマンズは紫の街と化しています。

この写真を見た幾人かの友人は「あなたはいつ日本に行ってきたの?」と聞いてきます。

この風景、日本のようですか⁈

日本みたいだと言ってくださいね!

 

この美しい道路を抜け、山を登っては下り、登っては下り・・・

こんな高い山の上方にも、民家はあるようです。

こんな所に住む方たちは、どこまで買い物に行くのだろう?何時間歩いていくのだろう?そんなことを考えながら眺めていました。

 

標高が下がるにつれ、温度や風が変わってきました。

出発時に重ね着していた防寒具は、次第にただの重荷となり・・

かわいそうな私たちのバイク・・・😥

 

初夏の美しい景色を見ながら旅は進みます。

この写真も、友人の目には日本の景色に見えたようです😅

おそらく私の友人たちにとって【キレイなところ=日本】なのでしょう😅

 

休憩時間となりました。

手作りのかまどに薪をくべて作るネパールの定食。

薪で炊いたご飯、おいしすぎます🤤🤤🤤

そしてこの定食、追加料金なしで何度でもおかわり自由。

おかわりすればするほど、得をするわけです。

というわけで、おかわりをたくさんしてさらに重くなった私たち。

バイクよ、ごめんね…

(そしていつもありがとう。)

 

ここまでで4時間が経過しました。

残り2時間で目的地に到着です。

しかしここからはゾウが出没する危険区域・・。

人も民家もなく静まり返ったこの道は、暗くなると危険なため、急いで通過します。

15分から20分走ったところでなんと、ゾウに出会いました😬

というのはウソです・・・(ごめんなさい🙇‍♀️)

無事にゾウの村【タンゴバスティ】に到着です。

都市部の家と比べると、か弱く、そしてなぜかどれも同じように見える家々。

見分けがつかず、目的地の家も見過ごしてしまいました🤦‍♀️

暑い地方のためか、家は木造で、窓が多い造り💁‍♀️💁‍♀️💁‍♀️

 

実は私たちがこの長くて危険な旅をした理由は、この村で行われる結婚式に出席するためでした。

そのためこの後何日かこの村に滞在する予定です。

こんな田舎で行われる結婚式に参加するのは人生初なのでとっても楽しみなのですが・・・途中でゾウに出会ったらどうしましょう?

そのことについてはまた次回お伝えします。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!!!