「こんにちはwasenkin嫁です。
帰国して早速、健康診断を申し込みました。
文化の違う国で長期間生活しているので、健康診断や体のメンテナンス作業は帰国時の大事な恒例行事です😊」
とはいえ、ネパールに滞在中も健康のため行っていることが幾つかあります。
その一つが【お茶🍵を飲むこと】
緑茶も飲みますが、健康のため意識して飲んでいるお茶は【トゥルシー】というハーブを使ったハーブティー。
英語で【ホーリーバジル】、日本語では【神目帚(カミメボウキ)】と呼ばれるようです。
10年ほど前に、ネパールの刺激的な食事が原因で胃を悪くしたときにお見舞いでいただき、存在を知りました。
消化促進や鎮痛、体内に溜まったガスの排出等、様々な効果があるとのこと。
しかしイマイチ効果を実感できなかった私。
でも長年胃の不調を抱える友人にお土産でこのお茶を差し上げると、『すごく良かったから来年も買って来て』と。
半信半疑だった私は、そのまましばらくトゥルシーの存在を忘れていましたが、今年になって、信頼しているお茶屋さんでトゥルシー茶を見つけたのと自身の胃の不調が重なり、再び飲み始めることにしました。
我が家が飲んでいるトゥルシー茶は、レモングラス、シナモン、ショウガとのブレンド。
青臭さや苦みはなく、ほんのりスパイシーで清涼感があり、緑茶や紅茶で胃が痛くなる私でも気軽に飲めるお茶。
調べてみると、トゥルシーはインドの伝統的医学【アーユルヴェーダ】で用いられ、【不老不死の霊薬】ともいわれているようです。
不老不死と聞くと怪しく聞こえますが、不老不死という言葉を使わざるを得ないほど、効能が素晴らしい!
・不眠や生活習慣病の原因になる「コルチゾール」抑制
・免疫力を高める
・抗菌、抗ウイルス作用
・鎮痛作用
・胃の動きを活性化
・抗酸化作用
・若返りホルモンと呼ばれる「DHEA」を活性化
たしかに、これが本当なら【不老不死】も夢じゃないかも⁈⁈
こういった効能と関係あるのか分かりませんが、ヒンズー教徒の中には、このトゥルシーの木を家の中庭に植えている人がいます。
「トゥルシーがあれば、病気や不幸、不運、災いはその家に入ることができない」と信じて植えているようです。
沖縄のシーサーのような役割でしょうか⁈
よそ様のお宅をこっそり隠し撮りしたためわかりづらい写真ですが、こんな風に・・
トゥルシーが特別な花壇に植えられ、飾られています。
お茶屋さんの店主の話では・・・
人が息を引き取る時にこの花壇の上に体があれば、その方は天国へ行けると信じられているそうで、ヒンズー教の方たちは、ご家族が亡くなられるとき、その方の体を外に出してこの花壇の上に置くそうです。
日本では聞き慣れない文化ですね。
このトゥルシー、タイ料理で有名なガパオライスのガパオのことだということも、今回初めて知りました。
日本ではどちらかというと珍しいハーブですが、世界的には有名で有能なハーブのようです。
風邪が流行るこれからの季節、おススメかもしれません。