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ダルバートのお供【アチャール】 ~山椒編~

「こんにちはwasenkin嫁です。
今日は主婦らしい内容の投稿です😊
ネパールの国民食『ダルバート』に欠かせないアチャールを紹介します。」

 

ダルバートとは、ネパール人が毎日食べている、いわゆるカレーのこと。

ダルバートに関する過去記事はこちら🔽

mrsora.com

そしてアチャールとは、カレーに添えられる福神漬けのようなもの

ただ、福神漬けはあってもなくてもいい気がしますが、アチャールはダルバートになくてはならないもの。

アチャールにより、ダルバートに変化をもたらすこともできるし、全体の味を引き締める役割もします。

お皿にほんのちょっとしかのっていなくても、名脇役的な(?)、縁の下の力持ち的な(?)、そんな存在。

(と言いつつ、辛い物が苦手な私はあまりアチャールを食べられませんが・・😅)

 

ゴマを使ったり、レモンを使ったり、一見カレーとは関係なさそうなものを使ってカレーのおいしさを引き立たせるアチャールですが、そんな数あるアチャールの中から、今日は一つ、日本では珍しいであろう組み合わせのアチャールを紹介します。

材料はこちら🔽

山椒、ミント、パクチー、トマトを使ったアチャールです🍽

こっちではメインの食材を頭に着けて「~のアチャール」と呼びます。

なので今回は「山椒のアチャール」です。

個人的には、うなぎの時にしか口にする機会がなかった山椒。

そしてハーブティーや、デザートの飾りつけくらいでしか使うことのなかったミント。

この二つがアチャールに入っていると、コッテリしたカレーもさっぱり爽やかになる気がして、おススメです。

今回は、お友達の家のお庭からいただいてきた山椒を使います。

あと二、三週間もすれば、真っ赤に色づき、収穫時だそう。

生の山椒は、ほのかにミカンの皮の香りがしました。

(山椒は【ミカン科サンショウ属】に属する木だそうです😮)

乾燥させたものはこちら🔽

日本の山椒とは葉の形も違うし、そもそも山椒と花椒(ホアジャオ)の違いが分からないので、もしかしたら花椒なのかもしれません・・・

今回は完熟の実を乾燥させたものと、まだ熟していない生の実を両方使ってみました。

簡単ですが、レシピもご紹介します。

フライパンで(大さじ1)を温め、

そこに(小さじ2)、ターメリック(小さじ3分の1)、唐辛子をお好みの量を入れる。

唐辛子が黒くなる前に、トマト(1個)を入れ、煮る。

トマトが煮えたら、火を止める。

ニンニク(3片)、ミントの葉(10枚ほど)、パクチー(2本)、山椒か花椒(小さじ1)と共に、ミキサーにかける。

出来上がり😋

とっても簡単!

我が家では、ダルバートのお供以外にも、チャーハンの味変や、野菜スティックのディップソースとして使ったりします。

アジアン風な味付けがお好きな方、ぜひお試しください。

 

余談になりますが、ネパールではこの実を、虫歯が痛む歯に擦り込みます。

そして体が冷えているとき、血圧が高いとき、食べるといいといいます。

嘘か実か調べてみると・・・山椒に含まれる【サンショオール】という成分は、血管を広げて血液の流れをよくする働きや、局所麻酔作用があるとのこと!

つまり、歯痛にも、冷え性にも、高血圧にも良いそうです。

自然のものの特徴を捉え、うまくそれを生活に取り入れるネパールの人々。

素晴らしいです。

冷え性で血圧の低い私は、食べるべきなのか食べないほうがいいのか、よくわかりませんが、ほどほどにこの独特のピリリを味わいたいと思います😊