「こんにちはwasenkinです🙏今回はタルプ村の友人『ラトナさん』とトウモロコシの収穫についてお話ししたいと思います。」
ラトナさんも以前お話ししたドゥルガさんと同じく、ぼくたちがお世話になっているタルプ村の住人です🔽🔽
ぼくが巨人のように見えますが、これはラトナさんが小柄なせいです😅
彼はいつもニコニコしている、気さくな50代前半の男性で、とても勤勉です。
基本は農業を営んでいますが、養蜂をしていたり、魚の養殖をしたり、材木を卸したりと色々な仕事をして家族を養っています。
そしてメチャクチャ強靭です!
これまで病院にかかったことはほとんどなく、注射を打ったのは人生で一度だけ🤣
そしてなんと、発熱は人生で3回だけ🤣
世界レベルの健康優良オジサンです!
というわけでストロングRと呼ばれています(主にぼくの中で😁)
今回はそんなラトナさんとトウモロコシの収穫に参加しました。
準備したものは二つ
「❶ドコ」
竹を編んで作った大きめのバスケットです。
村で何かの作物を収穫する際にはこの「ドコ」が必要になります。
中に何も入れていない時には、逆さまにして椅子代わりにもなります。
「❷ナムロ」
環状になったロープです。
「ドコ」の縁にロープを引っかけ、ミドリの部分を額に当てて、首の力で持ち上げて運びます。
この「ドコ」「ナムロ」セットを持っていざトウモロコシ畑へ!
畑への道は当然舗装はなく、崖のような斜面を登っていきます。
慣れた足取りで斜面を登るストロングR。
その足元はサンダルです😄
斜面を登る事約5分、畑に到着🔽🔽
背丈より高く伸びたトウモロコシが密生しています。
茎の部分は乾燥が進み、茶色く変色しています。
そんな茎の先端や途中に、これまた乾燥して外側の皮が茶色くなったトウモロコシが🔽🔽
これらを手で収穫していくのですが、こっちの人たちはそれを
「トウモロコシを折る」と表現します。
そしてやってみるとまさにその表現がぴったりであることが分かります。🔽🔽
よく乾燥したトウモロコシは「ボキッ!」と気持ちよい音と共に折れます。
そして収穫したトウモロコシはドコの中へ
なんでも収穫は楽しいもので、あっという間にドコが一杯に。
多分10キロほどでしょうか?
ふと気づくと、いつの間にかジュリーがきてました。
勝手に付いてきておきながら暇そうにしています🔽🔽
ラトナさんのドコも一杯になったので、まずは一度家へ運ぶことにします。
登りも大変でしたが、大荷物を抱えての下りは結構危険です😅
足元が滑りやすかったり、引っ掛かりそうな木の根があったり、ジュリーが足元にまとわりついて来たり…
しかもラトナさんのドコは、ぼくのドコの3倍ほどあります。
30キロはあるんじゃないでしょうか…
こんな仕事を毎日しているのか、と感心しました。
そして収穫したトウモロコシはまずは部屋の中へ積み上げておきます🔽🔽
先回りして家に帰っているジュリー。実はこのジュリー、ラトナさんが飼っている犬の子ども。なのでここは実家。ということで自分の家のようにくつろいでいます😊
このまま積み上げておくとカビが生えたり、ネズミに食べられたりするので、最終的にはぶら下げて保管します🔽🔽
今日はここまでやりませんが、これにもかなり時間がかかるんですよね😅
その後もうひと往復し今日の作業は終了👍
多分3時間程度だったと思いますが、結構疲れました…
大変な作業を村の皆さんよくやってます。
では最後に今回のぼくの雄姿を。
ドコの位置、腰の角度、なんとも言いようがないですが…様になりません🤣
しかも3日経った今でも首がおかしい…たった10キロだったのに…
ラトナさんは今でも4,50キロの野菜を担いで、きつい坂道を1時間ほど登り、ラニポワバザールまで売りにいきます。
…脱帽です😅
いつまでも元気でいて欲しいと思います。
このラトナさんともコーヒーの苗を植える話が進んでいます。
いつかそのことについてお話しできればと思います。
今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇♂️
以前まとめたネパールで採れるトウモロコシの記事🔽🔽