「こんにちはwasenkinです🙋♂️先日無事に?日本の土を踏むことができました。しかし帰国の旅は一筋縄ではいきませんでした…『野良コーヒー』の輸入の手続きにも挑戦してきましたので、そんなあれやこれやを報告いたします🙇♂️」
この時期のタルプ村からカトマンズまでの道は最悪です。
帰国当日のこの日も相当バッドなコンディション…🔽🔽
稲を植えるとすくすく育つんじゃないかと思います。
結果、空港に着く前に…🔽🔽
この有様です😭
間違いなく搭乗者の中でダントツに汚いでしょう…
カトマンズの空港に着くとものすごい人・人・人。
みなさんは空港入り口がこんなに人で溢れかえっているのを見た事がありますか?
見渡す限り人の群れです。
でも見ていると実際に飛行機に乗る人はそう多くはなさそうです。
恐らく海外に出稼ぎに向かう人を見送るために、その人の家族や友人が詰めかけてきているのでしょう。
家族友人の手によって、神仏の加護をがあるようにと額にティカをつけられ、首飾りをかけられた人々がその取り巻きの人々と別れ、空港内部へ入っていきます。
海外へ向かうお父さんに、小さな女の子が大泣きしながら手を振っている…そんな胸の痛くなる光景もありました…
国内で安定した仕事がなかなかみつからないネパールでは、こうして多くの人たちが仕事を求めて海外に出ていきます。
ほぼ予定時刻に搭乗開始。
ここから約8時間に及ぶ空の長旅が始まります。
席に座ってすぐにぼくがした行動😁🔽🔽
靴と靴下を乾かす(笑)
機内は極度に乾燥しているので助かります。
二度ほど機内食を食べ
本を読み、うつらうつらしているとあっという間に成田上空に到着。
ネパールの悪路&超長時間バス移動に比べるとかわいいものでした💪
かわいいと言えば、恐らく初めて日本に来たネパール人の女の子でしょう。
空港周辺の町がある程度鮮明に見えるようになった時突然…
「What's a beautiful!!!!!」
と叫び声を上げていました(笑)
人目を気にせぬストレートな自己表現、あの子なら日本でやっていけるでしょう😉
その後パイロットは少し揺れる機体を上手に着陸させ、乗客は安堵の息をもらします。
さて、ぼくにとってはここからが今回の山場。
タルプ村の野良コーヒーをしかるべき手順で日本に持ち込まなければなりません。
クリアすべき関門は3つ
❶植物防疫検査(持ち込まれた植物に病害虫が付着していないか確認)
❷食品検疫(有害物質、残留農薬が基準値を超えていないか確認)
❸通関(日本国内へ持ち込む許可を得る)
…字面だけで拒否反応が起こりそうです😅
全部が初の試み、下調べは行っていましたが、個人が持ち込み荷物のコーヒー豆の輸入手続きをするというのはあまりあることではないらしく、不確かな要素が多い…
何かをミスればせっかく村の友人たちが集めたコーヒー豆に日の目を見せる事ができません。
不安とともに、あまり挙動不審にならないようにできるだけ落ち着いて手続きを進めます。
まず、❶はあっさりとクリア。
検査に合格した物には合格証が与えられます。
これで一応は国内への持ち込みが確保されました。
でもこの状態の豆は個人利用はできますが、商業利用はできません。
そこで必要なのが❷
…正直、これが難儀でした🥲
空港建屋から歩いて10分ほどの場所にある関係部署へ、記入した「食品等輸入届出書」を提出。
ミスがあり、また空港建屋に出直し、税関職員と面談…
あ~これは無理かも…と言う所まで追い込まれました…
…が、
無事届出受理!
いや~心底ホッとしました👏👏👏
なんとかなりました‼️
やればできるもんですね(笑)
その後、❸の税関も無事通過。
全ての関門をこれにてクリアできました!
さて、今回は帰国と、野良コーヒー輸入についてでした。
現在、野良コーヒーのパッケージや販売サイトの準備を進めています。
恐らく来週のブログでその報告をさせていただけるのではと思っています。
どうぞよろしくお願いします🙇♂️
今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
追記
販売サイトの準備が整いましたのでご報告します!!🔽🔽