「こんにちはwasenkin嫁です。
ダサインのお休みに、久しぶりに夫婦水入らずでツーリングに行ってきました。」
ダサインとはお祭り大国ネパールで最大のお祭り。
日本の年末年始のような、特別な休日です。
(ダサインに関する過去記事はこちら🔽)
そんな休みの日には、遠くへ出かけたくなります。
ということでツーリングへ🏍
目的地は、ヒマラヤ方向下方に見える川。
天気が良ければタルプ村からこのように見える🔼
雲海の下に埋もれてしまうときも。🔼
出発日、天気は快晴🌤
絶好のツーリング日和です。
出発時、タルプ村にて🔼
ちなみにうちが乗っているバイクは100㏄🏍️
かなり小型で、しかも10年以上乗っている…
小柄な老人に無理強いをさせるような後ろめたさがあります😄
途中で壊れないか心配…
数時間で帰ってくる予定なのに、なぜかいつになく盛大にお見送りしてくれる大家さんに一抹の不安を抱きながら、いざ出発🏍
タルプ村の我が家は、標高1350メートルに位置していますが、目的地は標高500メートルほど。
亜熱帯性気候のネパールらしく、標高が低くなるにつれ徐々に南国感が増していくのを、肌と目で感じながら走ります。
道中で見た巨木。そばではヤギを放牧中🔼
世間はダサインのお祝い真っ最中のため、お供え物を持って出かける人々や、この時期にだけ現れるブランコを楽しむ子供たちなど、非日常を見ながら走るのも楽しい。
おじいさんの左手にはお供え物が🔼
でこぼこ道を小一時間ほど下って、やっと平地へ突入。
そして目的地である川のおそらく支流へ到着しました。
こちら、以前は橋がなく気合で渡っていた場所。
数年前の写真🔼
訪れていなかった三年の間に、橋ができていました。
今回🔼
やっと見えた目的地の河川敷。
・・とここまでは以前にも訪れたことがあったのですが、今回はここからが冒険の始まり。
実は目的地でもあり、中継地でもあったこの川を上流の方へ向かい、さらに山を越えると、カトマンズに行けるという話。
今回は、その道を通ってカトマンズまで行き、タルプ村に戻ってくるプランです。
ここでいったん休憩。
チヤ(チャイのようなミルクティー)🔼
本来軽食がいただけるようなお店だったので、軽く何かつまみたかったのですが、今日はダサインのお祝いに忙しく作る暇がなかったとのことで、ミルクティーだけいただきました。
でも心優しい店主のお母さんは、お腹を空かせたであろう私たちのことを不憫に思ったようで、「うちのご飯持ってきてあげようか?お肉あるよ。」と気を使って声をかけてくださいました。
優しい🥰
お断りしましたが、ネパール人のやさしさに触れて気持ちがよくなったところで、再び出発します。
ここからカトマンズまでの道は舗装されており、一時間半で着くとのこと。
右手上方にタルプ村があり、前方に見える山の向こう側にカトマンズがあるよう🔼
いつもは上から覗いていた山々を、今日は下から眺めつつ走ります。
先ほどの雲海写真で雲ヒョコッと頭を出していた山🔼
途中、腹ごしらえもしながら・・。
ネパール風のかき揚げや焼きそばなど🔼
カトマンズまでの所要時間を所々で聞くのですが、何分走っても、みんな口を揃えて「一時間半」と言います😅
真相はいかに・・・
川で洗濯をするお母さん方と🔽
水遊びしながら待つ子供たちを横目に走り続けます。🔽
10月末でも裸で泳げる暖かさ🔼
この先はひたすら坂を上って下りたらカトマンズだそう。
標高1000メートルほどの所で、景色がきれいに見えるカフェを見つけました。
外観🔼
店内🔼
店内から見える景色🔼
ここからさらに標高1900メートルまであがり、今度は1400メートルまで下っていくと・・・
やっとカトマンズが見えました!
しかし私たちはここからさらに別の山を1800メートル地点まで上り、その後1300メートルまで下ってタルプ村へ帰る必要があります😥
山を下って登って、下って登って、下った計7時間の旅路。
一度は通ってみたかった道を初めて通れた達成感。
そして休日だからこそ実現できた遠回り。
楽しい一日でした。