「こんにちはwasenki💁♂️今回もA少年とプールに行ったお話しです。」
前回のお話しはこちらから🔽🔽
前回の記事の終わりに、次回は起こった問題の数々を書きますと言いましたので、いくつか挙げていきます🙏
「訓練に適さない体質のA少年」
A少年の水泳訓練ですが、結論から言いますと、失敗。
まずは犬かきのようにして、水面に顔を出す状態を維持するようにしてみたのですが、これができません。
どうしても沈んでいきます。
そこでぼくが沈まないように手で身体を支えようとするのですが、くすぐったいのか身をよじって逃げようとし、ガボガボ水を飲みます。
何度やっても結果は同じ。
残念ながらA少年は今回、泳ぎをマスターすることはできませんでした😅
「虚弱な体質のコーチ」
そもそもが訓練を施そうとしたぼくの体にもあっさりと限界が来てしまいました。
原因は水の冷たさから来る低体温…
といってもこの日の気温はそこそこ暑く、水温も低いわけではなかったのですが…
振り返ってみると小、中学校時代のぼくは、まともにプールの授業を受けた事がなかった事を思い出しました。
授業の始まりにウォーミングアップで、みんな100mくらい泳がされるのですが、それが終わった時点でぼくの唇は紫色。
全身に鳥肌を立ててがガタガタ震え、授業どころではありません🥶
そして「先生、今日も見学させてください…」とプールサイドで傍観…
そんな軟弱体質はこの歳になっても健在の様で、20分ほどで低体温となり、プールサイドの少年たちに交じって甲羅干し。
「バイオレンスなプール環境」
そんな水泳の非エリートのぼくですが、実はこの国ではそれなりのものでした。
前回もお話ししましたが、こちらの皆さんは泳ぎ方を教えられていないので、普通にクロールをしているだけで「お~、スゴイ!!」という目で見られます。
ぼくの見立てでは90%くらいの人が泳いでいるとは言えない状態でした…
そんな訓練を受けていない人たちがひしめく場所では何が起こるか。
一応皆さん、見様見真似のクロールスタイルで泳ごうとします。
でも息継ぎはできません。
顔を上げる事ができないからです。
水面から顔を上げる事ができないということは進行方向に人がいても分かりません。
息が苦しくなると水を掻く手も必死になります。
そうなると何が起こるか…
手刀による無差別打撃事件が発生します。
実際この事案はそこかしこで発生し、甲羅干しをしているぼくの目の前でA少年がゴツイおじさんの手刀を食らう、という場面もありました😄
でも泳いでいる方も悪気はないし、みなさんおおらかなので「あ~ごめん、ごめん(笑)」で笑って終わりです😁
でも、A少年が手刀で打った恰幅の良いおばさまだけは目を吊り上げてメチャクチャ怒っていました。
哀れA少年…
「やる気があるのか無いのか分からない監視員」
深い所は子どもの足が届かないくらいに深く、人の多いプール。
多くの人は泳げず、危険な泳法の人も多数。
そんな所ですから監視員のお兄さんがいました。
でもこのお兄さん、一風変わっています🔽🔽
監視員には見えない出で立ち…
革ジャンを着ています😂
恐らく水泳に最も不向きだと思われる部類の衣服…
大丈夫かな?と思っていると、一人の少年が深い所でおぼれ始めました。
それを見た監視員のお兄さんはサッと革ジャンを脱ぎ捨て、そのままドボンとプールの中へ。
そして直ぐに少年を抱きかかえプールサイドに上りました👏👏
いや~かっこ良かった!
(ちなみに上の写真はそのおぼれた少年ではなく、ふざけておぼれたフリをするA少年なのでご心配なく。あのできる監視員のお兄さんもしっかりスルーしています)
「心配になる水質」
最後の問題はプールの水。
もしかすると一番深刻な問題になりえたかもしれません。
見た目は透き通っていてきれいに見える水ですが、浸かっていると…
体がベタベタしてきます😅
水から上って日光に当たっているとさらにベタベタが増します。
プールサイドで身体を温め、また水に浸かり、また出て乾く。
これを繰り返していると最後には全身がものすごい事に…
海で泳いだ後にも似ていますが、その何倍もベタベタ。
全身にポストイットの弱い糊が付着した感じ。
いったい何が混ざっているのか…
そういえば、ゴーグルを買った店の店員はこんな事を言っていました。
「…鼻から入る水はあぶない…」
あの人は何かを知っていたのかもしれません…
さて、A少年とスイミングプールは以上です。
今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
私事ですが(まぁブログの内容全てそうなんですが😅)再び数か月間、日本に帰る事になります。
以前報告させて頂いた「タルプ村の野良コーヒー」の件も今回前に進めることができればと考えています。
そのことはまた追って連絡させて下さい。
これからもどうぞよろしくお願いいたします🙇♂️