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【タルプ村】もう一つのホーム🏡

「ぼくたちの住むカカニ村からそれほど遠くない所にタルプ村】という所があります。そこにも沢山の友人たちが住んでいるのですが、毎回行くたびに、『自然と共に生きているなぁ~』と感じます。少しその様子をお伝えできればと思います。」

 

この村の所在地ですが、カトマンズから北西方向に直線距離で約17キロと、首都からそれほど遠く離れているわけではありません。

 

ですが、移動するとなるとけっこうな時間がかかります。

まずバスで1時間半、その後徒歩で1時間くらいです(元気があれば😅)

 

🔵カトマンズ   ➡️1400メートル

   ⬇️ バス 🚌

🔵カカニの少し下 ➡️1800メートル

   ⬇️ 歩き 🚶‍♂️

🔵タルプ村    ➡️1400メートル

 

まず1800メートル地点まではバスで行けます。

といっても楽ではないですが…

 

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バスを降りるとそこからは未舗装の道をひたすら下っていきます。

石がゴロゴロしていたり、砂に足を取られたりとけっこう危険な道です。

ある友人はバイクでタルプ村に向かう途中で5回転んだという逸話を持っています(笑)

とにかく歩くにしてもバイクにしても到着するのに一苦労です。

 

タルプ村は山の斜面にある集落です。

急な斜面の緑の中に家がまばらに点在します。

昔ながらの家です⬇️⬇️

壁はレンガと土、家の隅は石、瓦も薄い石を切って葺いています。

家の中はこんな感じ⬇️⬇️

天井が低く、土壁、土間です。

住んでいる皆さん曰く、冬は暖かくて、夏は涼しいとのこと。

奥に現役のかまどが見えます。

日本でも昔はこんな暮らしをしていたのでしょうか?

「快適」とは言えないですが、どことなく懐かしさを感じる居心地良い空間です。

 

この村のほとんどの方は農業を営んでいます。

▲写っているのはただ道を歩いている人です😄)

平坦な土地が少ないので段々畑、棚田を作って農作物を栽培しています。

大きな機械も入れられないのでいまだに牛を使って土をすき返したり、手作業で収穫したりしています。

ですから皆さんビックリするくらい体力があります💪

 

ちなみに最近友人がコーヒーの栽培を始めました。

このブログのきっかけにもなった出来事です。

いつかここでできたコーヒーを飲めるのを楽しみにしています。

 

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そしてだいたいどの家にも家畜がいます🐮

こうした家畜は現金収入の少ない村の人たちにとって貴重な収入の源となっています。

 

皆さん裕福ではありませんが、ぼくたちがお邪魔するといつも寛大にもてなしてくれます。

この時も急遽ぼくたちのお昼ご飯を作ってふるまってくれました。

皆さん本当に心の広い方たち💕

ありがたいことです🙇‍♂️🙇‍♀️

(関係ないですが、かまどにかかっているのはヤギのエサです🐐)

 

こうしてタルプ村の人たちは自然と共に慎ましく生活しています。

 

これからこの村でのできごとも定期的にお伝えしていきたいと思います。

 

今回も最後までお付き合い下さってありがとうございました🙇‍♂️