「こんにちはwasenkin嫁です。
今日は、今はなき我が家の【薪オーブン】をご紹介します。」
コロナのロックダウン中、カカニに住んでいた私たちはほとんど家から出られない状況でした。
本来は田舎過ぎて警察がほとんど機能していない地域ですが、カカニには国連の施設があるせいか、ロックダウン中は珍しく警察が熱心に活動し、出歩こうもんなら、見張っている警察に棒でシバかれる(wasenkin談)そんな状況でした😱
なぜかウチの前で屯する警察。手には棍棒…。
なので一日の大半を家の中で過ごしますが、健康維持のため一日一回は屋上に出て、日本の家族とリモートラジオ体操をする、そんな日々😅
普段はなかなかできないことに色々挑戦したりしましたが、それでも暇を持て余したwasenkin。
あくびをするwasenkin(笑)
そんな時、以前から『あったらイイね』と話していた薪オーブンを作ってくれました。
しかしオーブンを作るにも、材料を買い求めにうろつこうものなら文字通り痛い目に遭いますので、家に余っていたものや自宅近辺に捨てられた物で賄います。
拾い集めた資材は、赤土、レンガ、鉄筋、鉄板、瓦、木片、タイル。
まさか将来ブログのネタになるとは思いもしなかったあの頃。
残念ながら作業工程の写真は撮っていなかったので、wasenkinに改めて作り方を聞いてみると・・・
骨組みは鉄筋、その上にレンガを載せ、粘土の高い赤土でレンガを覆う。
オーブンの天板部分は、家を建てた時に余ったバスルーム用のタイル。
オーブンのドア部分は、古い家を崩したときに出た瓦。
拾い集めた資材で、よくも完成させました!
オーブンの貴重な映像が残っていましたので、良かったらこちらをどうぞ🔽
このオーブンのおかげで、大好きなパン作りに毎日励んだ妻。
妻がパンをこねるたびに、火を起こすwasenkin。
今思うと、やはりロックダウン中は相当暇な暮らしをしていたようですね😅
ロックダウンが明けてからも、この薪オーブンは大活躍😊
ピザやパン、ローストチキンなどを楽しみました。
こちらはコストコのロティサリーチキンをイメージしたのですが・・🔽
残念ながら焦げて無惨な姿形に・・・🤣
ただ、この時使った薪が大当たりで、意図せずに燻製の様な香りのする、おいしいチキンになりました🥰
そもそも、なぜ私たちは薪オーブンが欲しかったのか⁈
ネパールの我が家にはオーブンも電子レンジもありません。
カトマンズで手に入りますが、ネパールではオーブンやレンジはどの家庭にもある一般的な家電ではありません。
しかも私たちが家財道具を揃えた頃、カトマンズでは毎日計画停電が行われており、一日に16時間も停電だったりしました。
その後計画停電は廃止されましたが、ちょうどその頃私たちはカカニの方へ引っ越し。カカニは風が吹くだけでも簡単に停電になってしまう地域で、オーブンを使っている最中にも停電になることを考えると、安定して使えるガス+フライパンで調理する方がノンストレス、と思い、オーブン無し生活を続けていました。
パンもクッキーもピザもフライパンで焼いていましたが、日本でレンジやオーブンが使える生活をしていると、ネパールの家にもオーブンが欲しくなります。
wasenkinお手製の薪オーブンはタルプの家には持っていけなかったので、ついに次回は電子オーブンを買っちゃおうかな~😍😍😍