「こんにちは🙏wasenkinです。今回は北インド発祥の弦楽器【シタール : Sitar】についてお話ししたいと思います。」
この【シタール】という楽器、おそらくほとんどの方が耳馴染みないのではないでしょうか。
どんな楽器かと言うと🔽🔽
こういう形の弦楽器です。
造りとしてはギターに似ていますね。
ネック(dand ※ネパール語)があって、
調音のためのペグ(khuti)があって
指で押さえるフレット(parda)があって、
共鳴胴(thunbi)があります。
(ちなみにこのシタールの共鳴胴はヒョウタンでできています。他にもカボチャ、ユウガオの実などが使われるそうです。バラや蓮やブドウをかたどったデザインが施されます。このシタールはブドウ柄)
でも違う部分も多い。
まずは大きさ🔽🔽
130cmくらいの高さがあります。
かなり大きいです。
でも、実はこれでも小さく改良されているのだそう。
もともとシタールはインドのヴィーナというカテゴリーの大型弦楽器を女性や子供が使いやすいように小型化したのが始まりだそうです。
ルドラ・ヴィーナと演奏スタイル🔽🔽
…確かにこれを演奏するのはキツイ…
でも、なんといっても大きな違いは弦の数。
ギターは6本
シタールは20本!(19本の物もあるよう)
でも全ての弦が平行して並んでいる訳ではなく、上下二段に分かれています🔽🔽
上側が演奏弦 7本 (主に弾く弦)
下側が共鳴弦 13本
この共鳴弦のおかげで独特の音色が生まれます。
シタールという名前の由来には諸説ありますが、
ヒンディー語で「7」を「サート」
そして「金属の弦」を「タール」と言います。
つまり「サートタール」から転じて「シタール」になった、と言われています。
弦をはじくのは指や爪ではありません🔽🔽
人差し指に装着する【ミズラーブ】というピック。
演奏スタイルはこう🔽🔽
胡坐をかいた右足にヒョウタン部分を当て、右ひじで上から押さえ、この角度をキープする。
右手親指は最後のフレットに乗せ、人差し指で弦を上下に弾く。
シタール演奏のスタイルはおおよそこんな感じです。
肝心の音色はというと…
ザ・オリエンタルな不思議な音色です。
さてここで今回の最大の疑問について…
…なぜ突然シタールなどという謎の楽器の話などしているのか?
それは…
お稽古を受けるようになったからです!!🤣
(と言いましても、受けたくて受けたわけではなく、色々と事情があって…ゴニョニョ…)
とにかく、色々な大人の事情がありレッスンを受ける事になったのですが、教えてくれるお師匠さんもいる手前、あまり中途半端なことはできず、ある程度ちゃんと練習していこうと思っています!
ちなみに現在のぼくのレベルを披露しておきます。
はい、これまでシタールについて知ったような事を書いて来ましたが、完全にド素人です!シタールを初めて見たのもつい最近です!!正直こんなにたくさん弦いる?と思っています😁
幼稚園児なみのぼくの腕前ではこの楽器の本当の良さが分からないので、最後にお師匠さんの演奏を
本物のシタールの音色が分かって頂けたでしょうか?
流石です。
現在80歳、今でも演奏のため海外に出向く現役です。
これまで日本にも5回行った事があるらしく、各地で演奏会を開いたそう。
(興味のある方はtara bir singh tuladharで検索を)
これから時々ぼくのシタール演奏がどれだけ成長したのか、ブログ内で勝手に報告していこうと思っています。
よろしくお願いします🙏
さて、今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇♂️
以前まとめたネパールの音楽&楽器について🔽🔽