「こんにちはwasenkin嫁です。
最近偶然モモパーティーが立て続きました。
ということで今日はモモについて紹介します。」
モモとは?
果物の桃🍑
足の太もも🦵
モモ肉🍗
ペットや子どものモモちゃん👧
色んなモモを想像できますが、ネパールでモモと言えば🔽🔽🔽
蒸し餃子🥟です。
チベットに隣接するネパールにはチベットの文化が多く取り込まれていて、モモもその一つ。
チベットから伝わった食べ物だということを知らない人もいるほど、今やネパールの代表的な食べ物となっています。
間違いない味、お手ごろ価格、そんな都合でか需要は大きく、提供側にも特別な技術が必要なわけではないので開業しやすく、カトマンズ中心部ではそこかしこにモモ屋さんが存在します。
⬆️とあるモモ屋さんの、おそらくモモのキャラクター
タルプ村にはありませんが、飲食店のあまりない郊外の小さな町にもモモ屋さんはあるほど、ネパールではポピュラーなおやつ。
そう、ネパールで餃子はおかずではなく、おやつです。
日本の餃子は豚肉が基本ですが、ネパールのモモには水牛肉を使うのが一般的。
野菜だけのモモや、鶏肉やヤギ肉で作ったモモもあります。
具材はほぼ日本の餃子と同じですが、味付けが大きく違う。
なぜならここはカレー大国ネパール。
もちろん餃子もカレー味。
小麦粉と水を練って生地を作り、
具を巾着状に包み、
蒸します。
そしてトマトベースの辛いカレー風味のタレをつけていただきます。
スープに浸して食べるモモもあれば、タレをつけるだけのモモもあり、お店や家庭によってタレに違いがあります。
日本でカレー味の餃子が流行っていないのが意外なほど、餃子とカレーの相性はいいように思います。
このモモを、ワイワイみんなで包みながら食べるのが、モモパーティー。
家族みんなで土間に座って、生地が薄い・厚い、包む肉が少ない・多いなど、文句を言い合いながら、作ります😅
和気あいあいと楽しい時間です。
形も何種類かあり、意外な特技が発覚する時間でもあります。
粘土で遊ぶ文化がないネパールでは、子供たちにとっても楽しい制作の時間。
ただ、モモパーティーは準備にとにかく時間がかかる。
フードプロセッサーなんて代物の存在すら知らないであろう彼らは、食事の何時間も前から家族総出で野菜をみじん切りし始めます。
スープに使うゴマを煎ったり、にんにくの皮をむいたり、日本では必要のない作業に結構時間がかかります。
そして腹十二分目まで食べたいネパール人のため、大量に準備する必要あり・・・
(先日のモモパーティーも、9人で2キロの小麦粉を消費しました。
パン1斤が約250gと考えると・・・😱😱😱😱😱)
でもこの準備の時間も、家族団らんの良いひと時になります。
冷めるとおいしくないモモ、食べるのは一瞬です。
何時間もかけて準備をし、一瞬で終わる、ある意味贅沢な食事。
そして準備段階を共にすることにより、【同じ釜の飯を食う】関係的な、仲間意識・帰属意識が芽生える、不思議な食事。
ネパールらしい素朴な、でもとっても有意義な時間を過ごせました♪