「こんにちはwasenkinです。ネパールには伝統的な楽器があります。ぼくも長期ビザ取得のために何度かこちらの音楽学校に通い、そうした楽器に触れて来ました…全く上達しなかったのですが😭さて今回はネパールの昔ながらの楽器や、独特の音楽について少しお話ししたいと思います。」
まず日本の音楽事情との大きな違いをいくつか…
①音楽の授業がない!
ぼくたちは学校教育の中で「音楽」を学びましたね。
でもネパールにはそれがない…
つまり音楽の授業がないのです!!
だからなのか、歌を歌うともうメチャメチャな人が多い😅
一緒に歌っていると、釣られるか、笑わされるかのどちらかです😄
②ドレミファソラシドと言わない!
学校教育の中で学ぶ機会のない音楽ですが、音楽学校は存在します。
ぼくも数年そこに在席していたのですが、
ドレミファソラシドの音名の代わりにこちらで使われる音名は…
サレガマパダニサ です(笑)
例えばカエルの歌であれば…
ドレミファミレド ミファソラソファミ ドドドド ドドレレミミファファミレド🎵
ですよね?
これをネパールの音名で行くと…
サレガマガレサ ガマパダパマガ ササササ ササレレガガママガレサ🎵
超難解です🤯だいぶ調子が狂います。
頭の中でサがドでレがミで…なんて変換していると何かを奏でるどころではありません。
難しすぎるので統一して欲しいな~といつも思います。
でもよく考えたら日本も昔は
ハニホヘトイロハ って言ってたんですよね?
これも結構難易度は高いはず…
カエルの歌であれば
ハニホヘホニハ ホヘトイトヘホ ハハハハ ハハニニホホヘヘホニハ🎵
…日本もいい勝負でした😄
(ちなみにドレミはイタリア語のようです)
③楽譜が独特!
実は音楽学校では外国人の生徒にはサレガマの代わりにドレミを使って教えてくれる先生もいます。
でも楽譜がこんな感じ…🔽🔽
音のラレツです…
どんな速度なのか、どの程度音を伸ばすか、どう繰り返すかこれだけでは分かりません🥲
なので先生の演奏をよ~く聞いて覚えないとこの楽譜は役に立たないのです😅
さて、そんな音楽学校で僕が学んだ伝統的な楽器3つをご紹介します。
①バンスリ
竹でできた横笛です。
素朴な音色に癒されます🔽🔽
息を吹き入れる強さ、角度によって音が出たり出なかったり、高くなったり低くなったりします。
特に慣れていないと音を出すだけでも難しく、初めのうちは「ドレミ」でも「サレガ」でもない「ス~、スカ~、フォ~」みたいな音が出ます(笑)
②サランギ
バイオリンのような造りの弦楽器です。
木をくり抜き、動物の皮を貼っています。
これも素朴な…というか原始的な弦楽器の音がします🔽🔽
弦を爪で抑えて音を作ります。
弓への力の入れ具合も重要で、失敗するとガラスをひっかいたような音が出て、周りのヒンシュクを買います…🥲
③マダル
これも木をくり抜き動物の皮を両側に貼っています。
縦に走っているひもを強く張ったり、ゆるくしたりして音のセッティングをします。
叩き方にもいくつか種類がありますが、一番簡単に演奏できる楽器です。
動きがあるので演奏していて一番カッコイイ楽器でもあります。
これらがネパールでぼくが出会った楽器たちです。
どれも素朴で全部好きです。
…まったく上達はしませんでしたが…😭😭😭
ぞれぞれの楽器のエキスパートが集まって演奏するとなかなかの見もの🔽🔽
自然と踊り出しそうになります。
実際ネパールの人たちはこの音楽が流れると踊り出す人が多いです(笑)
さて、今回はネパールの楽器のいくつかをご紹介しました。
日本ではほとんど耳にする機会のないであろうネパール音楽、ぜひこの機会に聞いてみてください🤗
今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇♂️