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ネパール国内旅行『イタハリ』#1 夜行バス移動編🚌

こんにちはwasenkinです🙋‍♂️久しぶりにネパール国内の長距離旅をしてきました。その様子を今回から数回に分けてお伝えしたいと思います。

 

まずこの目的地「イタハリ」ですが、首都カトマンズとこういう位置関係にあります。

カトマンズから直線距離で2百数十㎞、南側でインドと国境を接した人口およそ15万ほどの都市です。

 

旅の目的は友達に会いに行く&観光名所を覗くというもの。

全日程は移動を含めて5日。

 

旅の同行者はぼくたち夫婦と🔽🔽

A少年A少年の姉😊

そう、今回の旅は世にも珍しい、外国人とネパールの子どものたちの旅です(笑)

さて、どんな出来事が待ち受けているでしょうか~👏

 

旅の始まりはカトマンズからの夜行バス。

バスは事前に電話予約をして、指定の場所で乗るというスタイル。

子どもたちは「乗ったことのない大きいバスに乗れる!」と大はしゃぎです🙂

でもその指定された場所までローカルバスで向かっている最中、夜行バスのスタッフから「乗る場所を変更する」との連絡。

日本では考えられませんが、これくらいは日常なので、ぼくたちはローカルバスを降り、変更された場所へ歩いて向かいます。

長旅初体験のA少年はテンション高く、ぼくたちのスーツケース運びを喜んで手伝います。

 

道を渡る時も仕事している感を出します。

 

そしてぼくたちは指定の場所に到着、夜行バスも到着(聞いていた時間より1時間くらい遅れて…)🔽🔽

思っていたよりしっかりしたバスで安心しました。

子どもたちは「え~これに乗れるの~⁉️」と喜んでいます。

もうこれに乗ってしまえばあとは揺られるだけ。

そう…揺られるだけ…

 

15時間くらい😅

 

ネパールの道はとても悪いのです。

その上ルートも不思議。

直接東にむかうのではなく一度グ~っと反対方向に走ります🔽🔽

西の方で人が乗ったり降りたりするわけではありません。

目的地にはカトマンズの初期メンバーでゴールインです。

信じられないかもしれませんが、ネパールのバス移動はものすごい時間がかかるのです…

 

さて、そんな長時間乗るバスの様子は🔽🔽

道路の様子も🔽🔽

youtu.be

日本の長距離バスにはおとりますが、乗り心地は十分です(ぼくたちにとって😅)

 

ここから日本の長距離バスとこちらのバスの違いを説明していきますね。

 

⭐車内ディスプレー

日本では次の目的地や注意事項なんかが映し出されますよね。

でもネパールではこうです🔽🔽

インドの濃い~おじさんたちが映し出されます😂

22:00くらいまでインド人が踊りまくる映画が大音量で流されていたでしょうか。

人によると乗客を退屈させないためのサービスだとのことですが…真相は分かりません。

 

⭐軽食

日本では長距離バスに乗る前にコンビニなんかで道中摘まめるものを買って持ち込んだりしますが、こちらはこうです🔽🔽

バスが停まると物を売る人が乗り込んできます😄

フルーツ、キュウリ、お菓子類…

そんな人は先頭から後方までグルーっと回ってまた降りて行きます。

欲しい人は声をかけて商品を買います。

ぼくもちょうど小腹がすいたのでトウモロコシを購入しました(結ばれたトウモロコシの皮にはスパイスが入っています)

 

⭐食事休憩がある

さすがに15時間もバスに乗っていると軽食だけではもちません。

なのでちゃんとしたご飯を頂く時間が設けられています。

でもこのとき時刻は23:00。

食べる人食べない人は半々くらい。

食べてる人も疲れと眠気でもうろうとしながら食事を口に運んでいました。

 

⭐照明が不気味

食後はもう皆さん寝る時間。

陽が落ちてからの車内は怪しい光で満たされていました🔽🔽

でも寝る時間になるとやはり消灯となります。

でも真っ暗にはなりません。

真っ赤になります😂

目をつぶった乗客の顔が妖しく浮かび、非常に不気味です…

 

しかしぼくは真っ暗だろうが、真っ赤だろうがこういう乗り物移動の時にあまり眠れないたちで😓

この時も短い眠りと覚醒を何度か繰り返し、うっすらと空が明るくなりかけた午前5時頃、またやっと眠りに落ちられそうなタイミングが訪れました。

やかましい音楽は無し、車は舗装された道路を滑るように走っている、車内は静か、あーやっと寝れる、と思っていると突然後ろから

「あんた今どこにいるの!?」

50代くらいのおばさまが、あろうことか携帯で、それも信じられないくらいの大声で誰かと話し始めました。

その大音量に一瞬でぼくの眠気は消え去ります。

「はぁ?どこにいるって?!」

「え、私?車の中だよ!…どこかは知らんけど!!」

「とにかく迎えに来てよ!!!」

周りのことは全くお構いなしです。

もう勘弁して~と思いながら聞いていると、というか聞かされていると、おば様はどうもバスの到着場所に迎えに来い、と相手に伝えたい様子。

でも自分が何時に着くかはおろか、どこを走っているのかも把握していません。

とんでもない不毛なやり取りです。

これは歴史に残る迷惑電話だなぁと思いつつ、早くスタッフ介入してくれよと彼らを探すと、彼らはぐっすりと寝ていました。

…通路で😅

お疲れ様です🙇‍♂️

ちなみに他の乗客も注意することはありませんでしたし、近くに座っていたはずのA少年もA姉もこのおば様騒動に気が付かなかったようです。

ネパールの人たちはとんでもなく眠りが深いんだと思います😊

 

色々とありましたが、夜行バスはイタハリへの道を順調に走ります。

太陽も登り、タライのだだっ広い景色がはっきり見えるようになりました。

youtu.be

 

そしてバスは午前8時、無事にイタハリに到着。

ちょうど15時間でした。

イタハリは道が広く、整備されていてなかなかの都会のようです。

子どもたちは初めての場所に上機嫌。

ぼくたち夫婦も寝不足ではありますが、この長旅の割には元気。

天気も言うことなく、思っていたほど暑くもありません。

これからどんな事があるのかみんなでワクワクしながらまずはチヤと軽食を頂くことにします。

 

さて、イタハリ旅#1 夜行バス移動編は以上です。

最後まで読んで下さりありがとうございました🙇‍♂️

 

#2はここから🔽🔽

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