「こんにちはwasenkin嫁です。
先週に引き続き、今回もイタハリ旅行記です。」
15時間の長旅で疲れているはずが、目に入る色んなものが新鮮で自然とテンションが上がる4人。
なぜなら・・・
私たちが住むタルプ村は、自然が豊かで、かつ時代が止まったかのような村。
⬆⬆⬆タルプ村のメインストリート
村人は皆知り合い、または親戚。
人よりヤギの方が多く住む村。
そんな村生活に慣れた私たちは、まずバスを降りただけでも、人の多さに、そして文化的で活気ある街並みに、興味津々なわけです。
⬆⬆⬆イタハリのメインストリート
軽く休憩を済ませてから、宿へと向かいます。
移動手段は、タライ地方(ネパール南部に広がる地域。イタハリも含む。)で活躍する電動三輪車。
⬆⬆⬆電動三輪車
平野が広がるタライ地方では、こういった乗り合いタクシーのようなものが地元民の足として活躍しているようです。
空いている車に声を掛け、目的地を伝えて値段交渉する、そんな仕組み。
5分~10分弱の道のりであれば、一人30円ほどで移動できました。
⬆⬆⬆電動三輪車のハンドル部分
地面の凸凹が直に身体に響く、なかなか刺激的な乗り心地ですが、暑い中歩くより、断然良いです。
宿へ無事到着し、シャワーを浴びると、アラフォーの私たちにはさすがに寝不足の影響が出始めます。
自由気ままなA少年の面倒を見ていたお姉ちゃんも、気を張っていたのでしょう、すぐに眠りにつきます。
ということで、一人元気いっぱいのA少年を差し置いて、お昼ご飯に出かけるまでの時間一休みすることにします。
しかしこのタライ地方、この時おそらく日本の真夏くらいの暑さ。
エアコンはなく、シーリングファンを回していますが、度々停電になり、風が止むたびに目を覚ましてしまいます。
そして鬱陶しいほどの大量の蚊も、安眠を妨げます😥
こんな過酷な環境で暮らす人たちを尊敬しつつウトウトしているうちに、お昼の時間です。
再び電動三輪車で街に繰り出します。
⬆⬆⬆上機嫌でガムを膨らませてみせるA少年
相変わらず元気いっぱいのA少年は、目につく電動自動車を片っ端から数えています。
意味はなく、ただ数えるのが楽しいだけのようですが、数える声が大きいため、交差点で停まっている時など、周りの人によく振り向かれます。
A少年とよく出かけるwasenkin曰く、これが移動中の彼の【常】だそう😂
⬆⬆⬆イタハリ中心部
『イタハリ名物がいただけるレストランでもあれば・・』と、運転手さんに相談してみましたが、『特にない』とのお返事。
代わりに、色んなものがチョイスできるお店、ということで、ゴルカデパートを紹介して頂きました。
⬆⬆⬆日本で言う総合スーパー
ビルの最上階がフードコートになっていました。
⬆⬆⬆フードコート入り口
メニューはたくさんあるものの、オーダーすると断られるものも多く・・・
なんとか、食べたいものと注文できるものをすり合わせます😅
⬆⬆⬆ハンバーガーとコーラのセット
幸いにして、A少年が注文したこのハンバーガーは、【この旅で食べたものの中で一番おいしかった】、と彼らが感じたハンバーガーでした。
そしてA少年はこのハンバーガーを、人生初のナイフとフォークを一生懸命に使って、四等分してくれました、『みんなで食べたらおいしいよ』と。
優しい心の持ち主です🥰
食後には、ゴルカデパート内を探検し、イタハリの町中も少し散策してみました。
散策して、A少年のお姉ちゃんの感想は・・・
『歩きやすい!どこまででも歩いて行けそう』
とのこと。
標高1400Ⅿの山道を歩き慣れている彼らにとって、海抜100Ⅿ以下の平坦で舗装された道を歩くのは、新鮮な感覚だったようです。
夜には、友人宅でモモパーティー。
モモとは、ネパール人がこよなく愛するカレー風味の蒸し餃子。
餃子の皮の生地を捏ねるところから始まるモモパーティーは時間がとってもかかりますが、みんなでワイワイお喋りしながら、とっても楽しい時間になります。
お腹も心も満たされて、長い一日が終わろうとしています。
明日は隣の県へ、また別の友人を訪ねてプチ旅行です。
続きはまた来週に・・・😊