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「A少年」と「スイミングプール」~ 前編 ~

「こんにちはwasenkinです🙋‍♂️今回は全く泳げないA少年とカトマンズのプールに行った時のお話しです。」


日本では当たり前、でも他の国では全く全然…

そんなこと、沢山あります。

例えば夏になると日本では当たり前のように体育の授業にアレが加わりますよね。

そう、水泳🏊‍♂️

日本には大体どの学校にもプールがあり、水泳の授業がありました。

でもこの水泳の授業、実は世界的には珍しいようです。

なんでもこれは四方を海で囲まれた、いわば水難の危険が高い日本ならではのものらしいです🤓

なので他の国では学校にプールがある方がものすごく珍しいのだとか。

もちろんネパールにも学校にプールはありません。

よって授業でも水泳は習いません。

その結果はどうなるのか?後ほどお伝えします🙂

 

この前のイタハリ旅の時、ナマステの滝の滝壺プールで水遊びをした際、

「ぼく、泳げるよ!」

と大見得を切りつつ、手足をバタつかせてただただ沈んでいくという信じられない水泳スキルを見せてくれたA少年。

そんな彼が

「カトマンズにスイミングプールという物があるらしい。行ってみたい😻」と。

ということで今回、一人で行かせるのも心配だし、泳ぎ方を教えてあげる良い機会になるかもしれないので、お望み通りに彼とプールに行ってきました。

 

さて、プール自体も色々な出来事がてんこ盛りだったのですが、着く前に日本との相違を発見したので蛇足としてここに記しておきます。

 

まずはプールの必需品、ゴーグルを買いに向かいます。

これはプールの近くにある店ですぐ見つかりました🔽🔽

A少年が黒、ぼくが黄色(好きで黄色を選んだのではなく、後はピンクしか残ってなかったのです。もしピンクのゴーグルをつけた半裸の外国人オヤジが闖入すれば周囲に要注意人物認定されるのはほぼ確実…なのでせめて黄色に😄)

一見なんの変哲もないゴーグルですが、付属物が二つありました。

 

その❶🔽

何に使うか全く思いつかなかったので買った店で聞いてみたところ

おばさん店員 「これは鼻に付けるもんだよ。」

ほ~、つまりこれはあのシンクロナイズドスイミングの選手が鼻に付けているクリップのようなものらしいです。

鼻から水対策グッズもゴーグルについているんだぁ、と感心しながら他の付属品の説明も求めます。

 

その❷

まぁ形状的に大体分かっていましたがそれでも一応聞いてみた所

おばさん店員 「鼻に付けるもんだよ。」

wasenkin 「…え?これも?...耳じゃないの?」

おばさん店員「耳の水なんて頭を振ったら出ていくじゃない。」

wasenkin「鼻も、フンッ!ってやったら出るよね?」

おばさん店員「…耳より鼻の方が危ないの!」

強引に押し切られましたがこれは鼻栓という認識の様です。

つまり言う通りにするとなると…

❷の鼻栓を付けて、その上から❶の鼻クリップを付けると…

鼻から水を吸い込むより危険な感じがしたのでそっと箱に戻します😑

 

蛇足は以上です🙇‍♂️

 

この日は水泳をするのにちょうど良い上天気。

なのでカトマンズにある数少ないプールは人で込み合っていました。

早速着替えてプールに飛び込むぼくたち。

人生初のプールに入るA少年と25年ぶりくらいにプールに入るぼく。

夏の陽気とヒヤっとする水の感触にテンションがあがります!

とりあえず浅い所でバシャバシャやっていると、プールの不思議な形状に気が付きました。

上から見ると全然分かりませんが、向かって右側の水深と左側の水深が大きく違います。

右端は約90㎝、左は約150㎝。

かなりの勾配があります。

水も土地も貴重なカトマンズで、泳ぐのに慣れた人もそうでない人も、皆に楽しんでもらう工夫でしょうか。

 

A少年の身長では深い所での遊泳は危険なので、まずは一番浅い所から水になれていきます。

やはり息継ぎはおろか、体を水平にすると頭すら水面に上げておくことができません。

必死で手足をバタバタさせるのですが、その運動エネルギーはA少年の体を前に進める事も、浮き上がらせることもありません。

そうしてピンチになると

「ゴーグルに水が入った」とか言いながら足で立ち上がります😂

だいぶ絶望的ですが、それでも人生初プールが相当楽しいらしく、A少年は奇声と水しぶきを上げながらこの場を堪能しています。

…でも、たまにする不気味な浮かび方はやめて欲しい(笑)🔽🔽

さて、そろそろA少年も水に慣れ、ぼくも勘を取り戻し、これから訓練を始めようと思っていたそんな時、問題が色々と発生します…

でも、それはまた次回に!

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♂️