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【ネパールの農業】🧑‍🌾 懐かしいそのスタイル「パート②」

「こんにちはwasenkiです。今回は前回の続き、【ネパールの農業】(ぼくの身近な範囲の😅)についてお話していきたいと思います。」

 

前回の記事を読んでいないという方は⬇️⬇️

mrsora.com

 

おそらく農機具耕作法は世界である程度似たものになっているのではないかと思います🧑‍🌾

それでも場所によって道具の形が少し違っていたり、他の国ではもう見かけなくなった昔ながらの手法が残っていたりと違いはあるはずです。

ネパールで使われている農機具耕作法にもそうしたちょっとした違い昔ながらのスタイルが見られます🔍

 

「鍬」①⬇️⬇️

これは日本のものとほぼ同じ形です。

使い方も同じで、土を耕すための道具。

ネパール語では「コダロ」と言います。

 

「鍬」②⬇️⬇️

これは日本では見た事ないような…

写真にあるような持ち方で使うそうです。

これは土を耕す用ではなく、畝を作る時に使うらしいです。

にしてもこの持ち方だと、かなり屈みこまないといけなくなりそう…

腰への負担大の農機具

ネパール名は「コダリ」

 

「鎌」①

首の部分がちょっと変わっていますが、使い方は日本と同じです。

ネパール名「ハシヤ」

 

「鎌」②

硬めの草を刈ったり、木を切ったり、薪を割ったりするときに使います。

日本の「ナタ」に近い使い方かもしれません。

ネパール名「クルパ」

 

ちなみにの話だいたいどの村にも「鍛冶屋さん」がいます。
農業用の用具などが壊れたらここに持ってきて皆さん直してもらいます。
いやー昔ながら感がすごいですね😄

 

「くびき」

もはや日本では歴史資料館以外で見る事はほとんどないでしょう(笑)

でもネパールでは現役です!

漢字で書くと「頸木」

土を耕す時に、二頭の動物を繋ぐため首を固定する道具。

こんな感じで使います⬇️⬇️

🐮➕➕🐮

…ちょっと分かりづらいので後の動画を見て下さい🙇‍♂️         

ネパール名「ジュワ」

 

「鋤(スキ)」

これも日本では古の農業用具😄

「くびき」で繋がれた二頭の動物は土を耕すため、この「鋤(スキ)」を引きます。

ネパール名は「ハロ」

頭部分の尖っているところを土に押し込み、動物が引く力を利用して土を起こしていく、という仕組みです。

こんな感じ⬇️⬇️

🐮➕⛏️➕🐮

…図解の意味をほとんどなしていませんね😓

下の動画を見てみて下さい⬇️⬇️

実際に村の人たちが「スキ」「くびき」を使って土を起こしています。

youtu.be

 

さすが牛の力!!力強く土が掘り起こされていきます!

牛をコントロールする人の技術も素晴らしい!🐃🚶🚶‍♂️🚶

耕したい所にピタリと「スキ」を当てています!

多分どの国でも昔はこういう方法で田畑が耕されていたんでしょうね。

日本で見た事はありませんが、なんだか懐かしく感じる光景です😊

 

…でも効率はどうかと言われると…微妙…

耕せる範囲は大きくないし、牛を飼うのも大変。

実は最近ではこの昔ながらの方法で田畑を耕す人よりも小型トラクターで耕す人が増えてきています。

確かにそっちの方が簡単ですよね😓

ということでこの「スキ」「くびき」を使った懐かしい耕作スタイルはここネパールでも貴重になりつつあります。

 

さて、前回と今回はネパールの農業(ぼくの身近な所の)に関してお伝えさせていただきました。

自分で文章にまとめながら改めて、作物も、道具も、スタイルも、日本とちょっと似ていてちょっと違う、そしてどこか懐かしい…そんな印象を受けました。

 

これからもネパール生活の日々のちょっとしたことをお伝えしていきたいと思います。

今回も最後まで読んで下さりありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♂️