「こんにちはwasenkinです。今回はネパールで売られている【ニジマス】についてお話ししたいと思います。豪快かつ教訓的な売り方をどうぞご覧ください」
日本の食文化を語る上で欠かせない「魚」🐟
海の魚、川の魚、エビ、カニ、イカ、タコ、貝類、海藻類…
でもそんなモノはこの国では夢のまた夢、空想上の食べ物…
…だいぶ大袈裟ですが、ほとんど手に入らないのは事実です😅
まぁ、海はなくとも川はあるので川魚は手に入ります。
手には入りますが、食べられるかどうかは別問題…
何しろ手に入る魚は…フナ、コイ、ナマズの類…
さらにはそれを干したもの😱
(一時期うちの奥さんはこれにハマっていました…🔽🔽🔽)
とにかく魚にうるさい日本人を納得させる魚をネパールで手に入れるのは一苦労です。
そんなネパールで唯一、これは素晴らしい!!🙆♀️ 納得!!🙆♂️と思えたのが…
【ニジマス】✨✨
「カカニ村」からカトマンズに下っていく途中にきれいな水が豊富に流れている地域があるのですが、そこで養殖されているのです😊👍
そしてなんとニジマス養殖をここに持ち込んだのは「日本人」!!
さすがは魚にうるさい人種!
おそらくこの国の魚事情に絶望した情熱的な魚好きが持ち込んだものと見ています(笑)
といってもコレ、ぼくたちにとっては高級食材。
しょっちゅう食べられるわけではありません…
魚好きの日本人を家に招いた時だけ買う運びとなっております。
そして食べる時はやっぱり塩焼きが一番😊
身の柔らかさ、味の繊細さを感じられるシンプル・イズ・ベストな調理法です!
ちなみにネパールの人たちはこれさえも「カレー味」にして食べます😭😭
どんだけカレーが好きなのか…
さらに特筆すべきは、こちらならではの「買い方」。
スーパーの鮮魚コーナーで売っているわけではありません。
(そもそもそんなコーナーはここには存在していません)
養殖場へ行って直接交渉して買うのですが、そこからのプロセスが豪快です😄😄
まず網を持った店員さんと「いけす」ヘ行きます。
そして店員さんが豪快に魚をすくい上げます😯🔽
この人のどっしりとした構え、棒の握り方、視線、完全に「達人」です!
実際、この「魚をすくう」という簡単に見えることが意外に難しく、ぼくは何回か挑戦しましたが一度も捕まえる事ができませんでした😅
さて、この後も豪快。
すくった魚を計量していくのですが、いつまでもピチピチされると正確に量れません。
じっとしていてもらわないといけないわけですが、さあどうするか?
…正解は…
「落ちている棒で頭をシバく!」でした!🔽🔽
いや~豪快😅
なんのためらいもなく棒を振り下ろしていきます。
この方、豪快というより豪傑です💪
魚の事がちょっとだけ気の毒になります…
(動画でもこの豪快さを見てみてください😊🔽)
そのあと、内臓を取り、袋に入れて手渡ししてくれます。
鮮度抜群です👍
おいしくないわけがありません!
さて、今回はネパールの「ニジマス」について少々お話しさせていただきました。
味も問題なくおいしいですし、食卓に上がっているこの魚がどんな経緯を辿ってやって来たのかをまざまざと見せつけられているので、粗末にしてはいけない、ありがたい、と思いながらいただくこともできます。
もしネパールに来ることがあれば、ぜひ皆さんも、豪快かつ教訓的な「ニジマス」料理を召し上がってみてください😊
今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇♂️