「こんにちはwasenkin嫁です。今日はネパールのお祭り【ティハール】についての続編です。」
お祭りの前半についてはこちら⬇️⬇️⬇️
ラクシュミが我が家にも来て『お金持ちになれますように!』と願いを込めて、家を大掃除し、地面にきれいな模様とラクシュミのために道しるべを作ります。
地面に模様を描いている様子がこちら⬇️⬇️⬇️
よく見ると、足跡🐾🐾が書いてあります⬇️⬇️⬇️
『ここを通ってきてね』的な足跡かな??
今年初めて、足跡ではなくて、手形を描いている家を見つけました😯😯😯
手で歩くラクシュミもいるのかな⁈⁈
模様は家庭により様々です。
色粉はこんな感じで売られています⬇️⬇️⬇️
夜にはオイルランプ🪔を灯し、ラクシュミを迎えます⬇️⬇️⬇️
家の電飾もこの日のために準備するため、特にこの日から街中が光り輝きます。
ティハールが【光のお祭り】と呼ばれている理由も、このためです。
お祭り四日目は牛の日。
犬の日と同様、牛もおでこに赤い印と、首に花輪をつけられます。
ヒンズー教国ネパールで牛は最も聖なる動物。
牛を殺すことは殺人と同等にみなされるほど、大切な動物です。
牛の糞や尿でさえ、神聖なものとして用いられます。
(うちの隣のおばさんは先日、道路に落ちていた牛の糞を嬉しそうに素手で拾って持ち帰っていました😅土間や壁を塗り固めるために使ったり、神様の絵を飾るのにノリ代わりに使ったりするそうです。恐るべし、牛糞!)
この日は牛にプジャ(赤い粉をつけたり、花輪をつけたり・・)するだけでなく、牛の糞💩をこんもり積み上げたものにお祈りをする風習もあるようです。
お祭り五日目は姉妹が兄弟の健康や繁栄を願ってお祈りする日。
犬や牛同様、自分の兄弟にマリーゴールドの花輪をかけ、おでこにティカ(例の流血疑惑)をし、贈り物をします。
兄弟がいない人は、わざわざこの日のための兄弟を作る人もいます。
さらには、兄弟がいない人のために代わりにティカをしてもらえるお寺さえあります。
この日に姉妹が兄弟に渡す贈り物の定番がこちら⬇️⬇️⬇️
中身が何なのかずっと気になっていたのですが、偶然サンプルをいただいたので中身を出してみました⬇️⬇️⬇️
シナモンやカルダモン、クローブなど、ネパールならではのスパイスが入っていて、このお菓子セット自体、その名もスパイスを意味する【マサラ】と呼ばれるそう。
これらのお礼に兄弟は姉妹にお金や洋服などをプレゼントするようですが、近所の友達はたったの一時間で今月の収入を失ったと嘆いていました。
これから一年間、来年のお祭りのために稼がないといけないそうです😱😱😱
こんな感じでティハールは終了します。
ティハールが終わると、学校も仕事も再開され、また一年頑張ろうという気持ちになるようです。
ネパールに来て初めて知ったティハールというお祭り。
私にとっては、ネパール人の信心深さや、動物との共存具合を確かめる機会になりました。