「こんにちはwasenkin嫁です。
タルプ村での生活にもすっかり慣れました。
朝6時過ぎに近所の子どもに『一緒にクレソン摘みにいかない?!』と起こされる、そんな素朴な生活。
その拠点となっている我が家の建物周辺の様子を今日はお伝えしようと思います。」
家の中の様子はこちらから🔽🔽🔽
まずは玄関周辺
軒下のラインに沿って花壇が設けられています。
花壇、と言ってもお花は入り口両脇のアジサイだけ。
あとは野菜です。
親切な大家さんが、私たちの生活が始まる頃に収穫できるようにと、唐辛子、にんにく、パクチー、エシャロットを植えておいてくれたのですが、なかなか日本料理では出番の少ない野菜たち・・。
滅多に食べずに一か月過ぎてしまい、唐辛子は立派な木になってしまいました💦
ちなみにこの唐辛子、ネパール語で『ジャンマラ』と呼ばれるもの。
『ジャンマラ』の意味は『人殺し』。
そう、死ぬほど辛い唐辛子なんです。
というわけで、我が家の食卓に上ることはなく、せっかくのご厚意を無駄にしてしまう結果となりました。
玄関向かって右側の軒下に洗濯機を置いています。
この洗濯機、私達にとっては当たり前のものですが、このタルプ村の人たちにとっては目新しい物。
引っ越してきてしばらくは、こっそり中を覗き見る人、恐る恐るボタンを触ってみる人、ふたを開けたり閉めたりする人、覗いていたことがバレていることに気づきはにかむ人・・😅
色んな村人の注目の的でした。
洗濯機の先には浴室があります。(青いドア部分)
浴室のない家だったため、後付けで作ってくれました。
半分屋外のため、様々な虫と混浴になります。
浴室横にある赤いガスシリンダーは、シャワーのお水を温める用。
その隣には手洗い場。
家の中に洗面所がないのでここで顔を洗います。
寝ぼけた顔で外に出るのには初めは少し抵抗がありましたが、朝日を浴び、鳥の声を聞きながら顔を洗うのも、なかなか気持ちいもんです。
反対側の軒下はバイク置き場でもあり、コーヒーの焙煎所でもあり、物置でもあり・・。


家の隣は麦畑、目の前はトウモロコシ畑。


庭にはジュリーの小屋があります。


ただ、ジュリーがこの小屋を使うことはなく放置されていたため、先日ネズミの家族に乗っ取られました。
お母さんネズミがなぜ横たわっているかは・・残念ながらご想像の通りです😥
念のためお伝えしておきますが、犯人は私たちではありません😥
ジュリーの小屋のそばにはバナナの木。
ここのバナナは香りが強く、実の色も黄色くて、とてもおいしいです。
大家さんのお宅とはこんな位置関係。
我が家の二階部分は、物置兼お父さんのお部屋。
右側のトタンでできた建物が大家さん家族の母屋。
8年前の大地震で家が崩れてしまい、それ以降この仮設住宅で暮らしています。
🔼左側が我が家の二階部分、右側が母屋の仮設住宅。
この先には大家さんちのキッチンがあります。
かまどがあり、水道のない村特有のキッチンについては、別の時にご紹介したいなと思っています。
なんとなーく、家の周りの雰囲気が伝わったでしょうか?
自然に囲まれた私たちの村生活はこんな感じです。