「こんにちはwasenkinです。村では外で遊ぶ子どもたちをよく見かけます。その光景は懐かしい!とか、危ない!とか、純粋だなぁ~!とか、色々な感情を刺激してきます😊今日はそのいくつかをお伝えできればと思います。」
まずはカカニ村での光景から🔽🔽
男の子が長方形の板に座って友達を待っていました。
気になったので、何に座っているのか見せてもらうことに🔽🔽
…ゴミでしょうか?
いいえ、ゴーカートです!🚗
木の板と、鉄の棒と、何かのベアリングを組み合わせて作っています。
ちょうど良い材料を探し、強度を考えつつ加工し、何度も失敗を繰り返して作り上げたであろう傑作。
ゴミだなんて失礼極まりない!!
ちなみにハンドルはこれ🔽🔽
う~んこのハンドル…
…どうやって曲がるん?
あと、針金なのでたぶんスピードに乗ると摩擦熱で灼熱に…
やっぱり…どうやって曲がるん?
でも、このあってもなくても良いようなハンドルを取り付けた彼らからは、ハンドルなくして車と言えぬ!という見えざる美学を感じました。
彼らがネパール初の自動車メーカーを作ってくれるかもしれません😁
カカニ村での別の光景🔽🔽
地面にうっすらと書かれた懐かしい形。
そう、ケンケンパです!
「ケンケンパッ・ケンケンパッ・ケンパッ・ケンパッ・ケンケンパッ」
と遊んだ記憶があります。
でもよく見るとリズムがちょっと違う…
右の方から始まりますが、これでは
「ケンケンケンパッ・ケンパッ」…🤔
実はケンケンパに似た遊びは世界中にあるようです。
英語圏では「ホップスコッチ」という名前で親しまれていて、ネパールでもそちらが採用されているもよう。
足の運びは日本と同じですが、青い丸の中にある石をマス目に落とし、往路にはそれを飛び越え、復路に回収するというもの。
主に女の子の遊びのようです。
ネパール語名は「ブイカサ」
次はカカニ村とタルプ村の間にあるラニポワという場所での光景🔽🔽
少年たちが地面に座り込んで何かしています。
近寄って見てみると
中指にビー玉をセットし、離れた所に並べられた別のビー玉をはじこうとしています。
日本のおはじきの3Dバージョンのような感じです。
なかなか難易度の高いゲーム。
集中力を要する遊びだからか、遊んでいる彼らも真剣そのもの。
全然楽しそうじゃない😅
まぁ本人たちにしか分からない楽しさがあるんでしょう。
ネパールでの名前は「グッチャケール」
さて、これまで基本的に地面にくっついて遊ぶものばかりでしたが、空中を楽しむ遊びもあります。
タルプ村で最近はやっている物🔽🔽
A少年とP少年の手に見えるもの…
竹トンボ!
またまた古いっ!!
まぁこれはネパールオリジナルの物という訳ではないんです。
ちょうどいい竹があったのでぼくが作ってみたのですが、思いのほか気に入ってくれて、今度一緒に作ろうということになっています😄
ちなみに彼らは竹トンボのことを何度教えても「タケコプター」と呼びます。
そしてドラえもんのことは頑なに「ドリーもん」と呼びます。
どちらも日本原産の物なので、日本の呼び方をして欲しいものです。
さてさて、今回ご紹介した通り、村にある遊びは昔懐かしいものが多いです。
こういう遊びで満足できる彼らの純粋さを嬉しく感じました。
このまま真っすぐ育って行って欲しいと思います!
今回は以上となります。
最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇♂️