「こんにちはwasenkin嫁です。
タルプ村に引っ越してから、山野草に目が留まるようになりました。」
以前はなんとも感じなかったひっつき虫の花でさえ、かわいくて部屋に飾りたくなります😅
こうやって見ると、意外にかわいい花だと思いませんか?
大自然の中で、ひっそりと懸命に咲いているのが、より魅力的です😊
見てかわいい花だけでなく、暮らしに役立つ草花は、特に関心がわきます。
ネパールの田舎の人たちは、その知恵がとっても豊富。
この葉っぱはこの病気に効く、とか、この葉っぱは食べれる、とか。
日本も昔はそうだったんでしょうけど、、、だいぶ廃れてしまった気がします。
我が家へと続く一見なんともない山道にも、色んな宝が隠れています。
例えば、タルプ村に引っ越してすぐ、体中謎の虫に刺された私たち。
我慢できずに人前でも体を搔きむしっていた私を見て、近所のおばあちゃんがある野草を摘んで届けてくれました。
家の近くに家畜がいること、同じ建物内で穀物がたくさん保管されてることなどから、きっとこの虫の仕業だろう、そしてこの葉っぱを撒けば駆除できるだろうと、思ったそうです。
言われた通り、虫の出た寝室へ撒きました。
なんとなく、ヨモギのような匂いがしていましたが、何の葉かはわからず・・・
身体や環境に悪影響を出さずに虫を退治できるなんて、すごい!
我が家へと続く道の斜面には、レモングラスが自生しています。
どれも同じように見える雑草の中から、レモングラスだけを一瞬で見極めてカットしてくれる大家さん。
洗って、干して、紅茶に入れて飲みました。
レモングラスは、体を温める作用や発汗を促す作用があるようです。これからの季節にピッタリですね。
鬱蒼としているこの斜面で、今度は夕飯の食材探し。
だんだんと目が慣れてくると、葉が生い茂る中に食材がキラリと光って見えるようになります😅
他にも、色んな食べれる葉を教えてもらったので、食材が足りない時には家の周りをうろついてみるのが私の習慣になりました😅
ちょっと遠くの町まで遊びに行った時ある友達は・・
副鼻腔炎に効くというこの葉っぱを見つけていました。
この葉を炙り、その煙を何度も鼻から吸うと、くしゃみと鼻水がたくさん出て溜まった膿が出るので、副鼻腔炎の症状が軽減されるそうです。
写真はありませんが、熱中症の症状を緩和する葉、結石を溶かす葉、傷口ケアに用いる葉、家畜の下痢止めの葉、などなど・・・
もしかしたら私たち、タルプ村の自然とお母さんたちの知恵で、長生きできるかもしれません😅