「こんにちはwasenkinです。今回は我が国の伝統的な食品、『納豆』をネパールで手作りするお話しです。」
以前もブログの中でネパールで食べる納豆について書いていました。
改めて見てみると納豆を作るために必要な物や手順、いかに体に良いかが書かれていて「頑張って書いたな~」とちょっと嬉しくなりました😊🔽🔽
そして今回の記事も手作り納豆についてです。
なぜまた同じ題材で書くのか?と問われれば
…ネタが思い浮かばなかったからと答えるより他ありません(スミマセン💦)
もちろん以前と違っているところもありますので、どうぞ見て行って下さい🙇
ここネパールにも「納豆」はあります。
「キネマ」という名前ですが、これまで出会ったネパール人で知っている人はほとんどいませんし、売られているのを見た事もありません。
あるにはあるが手に入らない、なので食べたければ手作りとなります。
(ちなみに「キネマ」は炊いた大豆に藁の灰を混ぜ、数日放置しておくとできるようです。いつか挑戦してみましょう!)
さて、原料となる大豆はこういうお店で買います🔽🔽
穀類、豆類、その他食品が売られている店です。
特に豆の種類はとにかく多い。
ネパールの国民食「ダルバート」はダル(豆のカレー)+バート(ご飯)
豆の種類が豊富なのもうなずけます。
お目当ての大豆🔽🔽
これを量り売りしてもらいます。
今回は1キロだけ購入。
慣れた手つきでササっと量り出してくれます。
この後、大豆を水に浸けてもどしますが、ノーチェックは禁物!
中に色々な物が混ざっています😅🔽🔽
カビの生えた大豆、ネズミがかじった大豆、トウモロコシ、他の豆、あと隕石(いんせき?!)
不純物を入念に取り除いた後、よく洗って水に浸します。
一日浸けておくと大豆は太ってマルマルに🔽🔽
これを圧力鍋にかけて、柔らかくなったら、冷めないうちに「納豆菌」を混ぜる🔽🔽
この時に気をつけるのは納豆菌が手に付かないようにすること。
理由は、クサイから😄
その後、約40℃をキープしながら24時間ほど保温します🔽🔽
ぼくは発砲スチロールの箱を使います。
熱湯を入れた水筒を一緒に入れておくと季節にもよりますが、6,7時間ほどは温かさを維持できます。
(注:全ての道具をよーく煮沸消毒しておかないとアンモニア臭が発生してとんでもないことになります😅)
天気のいい日中は熱湯入り水筒を入れなくても、陽の当たるところへ出しておくだけで大丈夫そうです🔽🔽
こうして約24時間後、ほぼ完成!
表面が乾燥して白っぽく見えます。
でも発砲スチロールから出したばかりの納豆にはちょっとだけツンとくる匂いがあります。
でもこれを冷蔵庫で一日冷やしておけば刺激臭もほぼゼロに。
それで完成です🔽🔽
独特のかぐわしい香り、最高!!
でも気づいたことが一つ。
ぼくたちはこの香りを何度も体験して「これは納豆の匂いだ」と理解したので香しく感じられるということ(多分!!)
というのも村の子どもたちに納豆を振舞ったところ、ある子は…
「チャッパル ガナウンチャ!!」
訳すと…
「サンダルくさい!!」🤮
サンダルが臭くなるってそうとう強烈な足じゃない?
と思いつつも、言わんとしていることは分かります😅
ぼくたちもあえてそっち方向の考えは排除しながら食べてますからね。
納豆を食べる経験がないと、ダイレクトでチャッパル系に行っちゃうんでしょう…
その後子どもたちの間で納豆を食べる罰ゲームが始まりました。
村の皆にもおいしく食べられるメニューを考案できればと思います。
さて、今回もさいごまでお付き合い下さりありがとうございました🙇