「今年もタルプ村のコーヒーの収穫時期になりました。さて、今期の『野良コーヒー』の出来はどうだったでしょうか?お伝えします!」
去年タルプ村にコーヒーの木が生えているのを発見し、「野良コーヒー」と名付け、色々と試行錯誤し、なんとか飲めるまでにもっていきました😄
去年の記事はこちら⤵️⤵️
さて今年も実がなっているかとまず大家さんの畑を見に行ってみると…
しっかりと赤い実を付けてくれていました!
ちょうど熟れていていい感じです👍
ストロングRこと、ラトナさんにその話をすると村のコーヒーの木を持つ人たちから実を買い集めて来てくれました。
しかも結構沢山!!
ありがたい!!🔽🔽
前回は手作業で果肉を除去し、実を取り出しましたが量が量なので今回は機械を使う事にしました。
というのも先日、ハチミツを買いにいつもの養蜂家のおじさんの家に行った所、コーヒーのパルピングマシンを発見したのです!🔽🔽
使わしてくれるかお願いしたところ二つ返事でOKとのこと。
なので今回はおじさんの機械を使わせてもらうことに🙇♂️
ありがたい!!
このパルピングマシン、上にある投入口に実を入れると🔽🔽
中で回転している軸が果実を潰し、果肉と豆に分離させ…
手前側に豆、奥に不要となった果肉部分と分けて排出していきます🔼🔼
一応ぼくもお手伝い(ほぼ役には立っていません)🔽🔽
流石それ専用の機械。
去年の苦労が嘘のように簡単に取り出し完了🎊
おじさんにお礼をしてその場を後にします。
取り出したばかりの豆はパーチメントと呼ばれるクリーム色の薄い殻に覆われています。
その状態の豆を水でよくすすぎ、数日の間、日光に当てて乾燥させます🔽🔽
ここ数日晴天に恵まれ湿度も30%程と非常に低かったので、4日程でパーチメントがカラカラに乾燥しました。
こうしてやっとパーチメントを除去し、コーヒー豆を取り出せる事になるのですが、この作業がものすごい時間がかかる!
1時間作業し、全体の20分の1が終わるかどうか…😭
これはぼくの手に負えないと思ったので、村に住む友人、サルミラさんにお願いしてみることにしました。
すると「こんなのは簡単だよ~」と快く承諾してくれました。
そして実際、翌日には仕上げてくれていました😆
しかも所要時間約3時間とのこと…
ぼくなら文字通りの一日かけて終えられたかどうか…
いったい何をどうしたらその速度でできるのかさっぱり分かりません😅
実際きれいに殻は剥かれ、焙煎に向かないクズ豆も取り分けられていました。
本当に頼りになるお母さんです。感謝🙇♂️
サルミラさんにお礼をしてその場を後にします。
こうしてやっと今年の野良コーヒーを手に入れる事ができました🔽🔽
ここまで助けて下さった皆さんに感謝しながら、早速焙煎して頂いてみることにします。
いつもはサルミラ式七輪で炭火焙煎にするのですが、あいにく炭を切らしているのでガスコンロで焙煎する事にします。
少量の豆を手作り焙煎網に入れササっと仕上げます。
仕上がり上々👍
ワクワクしながらミルで挽き…
待望の野良コーヒー!🔽🔽
味は…
思い入れ補正を加味しても…最高!
今年も村の皆さんのおかげで、特別なコーヒーをいただくことができました!
いや~嬉しい🥰
…でも…
この感動を日本に住む皆さんにも伝えたい…
そして村の皆さんにこれまで受けた恩を返したい…
実は今回の日本への帰国時に、このタルプ村の野良コーヒーを日本に持ち込むことはできないかと、関係する機関に連絡を取って確認していました。
結果、様々なプロセスが必要ですが、不可能ではないかもしれないと判断する事ができました。
ということで今回、本当に少量ではありますが、野良コーヒーを日本で販売するようにしてみたいと思っています。
販売に必要な資格である
・食品衛生責任者
・営業届出
はすでに取得済みです。
後は、日本の輸入手続きがうまくいくか…😅
もしうまく行ったらぜひ、野良コーヒーを試してみてください!
失敗したら…笑ってやってください(笑)
さて、今年の野良コーヒーの出来と、今後のお話しでした。
最後までお付き合い下さりありがとうございました