ブログタイトル

MENU

【こぼれ種】で【こぼれ話】

「こんにちはwasenkin嫁です。
おかげさまで野良コーヒーの販売も実現しました。
ということで、今日は野良コーヒーのこぼれ話を一つ・・・」

我が家には洗面所がないので、外にある手洗い場で顔を洗うのですが・・・。

ある朝その水場から、何かが出芽しました🌱

よく見ると、それは・・・

大豆。

手作り納豆を毎日食べている我が家は、乾燥大豆をたくさん消費します。

そしてキッチンの生ごみ入れをこの水場で洗うため、きっとそこから流れ、顔を洗うたびに流れる水が発芽を促したのでしょう。

捨てられたのに、しかも手洗いや洗顔の石鹸水がたくさん流れているはずなのに、それでも必死で芽を出してきた健気な大豆。

大切に、家庭菜園コーナーに植え替えました。

順調にいけば、秋頃収穫できるかも・・・⁈

 

同じ頃その水場からは、見たことのない形の別の芽も出ていました。

日に日に背丈が増す大豆とは違い、その葉はなかなか見た目が変化しません。

なんの種がこぼれた可能性があるか思い返してみると、思い当たる節がありました。

それは・・・

二か月前、wasenkinがここでコーヒー豆を洗い流していました。

もしかしてこの芽はコーヒー⁈と思い調べてみると、予想は的中!

しかも敷き詰めた石をどかしてみると、

発芽したコーヒー豆がたくさん控えていました!

コーヒー豆の中に、くるっと丸まって入っている葉は、数日掛けて開きます。

最初の子葉が出てから一か月ほどして、やっと本葉が出てきました。

大豆と比べると、コーヒーは成長にとっても時間がかかるようです。

しかし、【蛙の子は蛙】というように【野良の子は野良】なだけあって、岩地だろうが石鹸水が流れようが、密集していようが、どんどん出芽してきます。

すべてが出芽し終えた最後の光景は、集合体恐怖症の私にとっては見るに見かねる光景で撮影できませんでしたが、それと同時に野良コーヒーの強い生命力も感じました。

ということで、この健気に芽を出す野良の赤ちゃんたちも、家庭菜園コーナーへ移動させました。

これを見た大家さんも大喜び。

『何年後かにはうちの敷地にコーヒー農園を作ろう!』なんて夢を語ってくださいました。

順調にいったとして、コーヒーの花が咲くまで3~4年。

そこから実がなるようになるまで数年・・・

芽を出すところから始まったこの【野良の子コーヒー】を飲めるときは、無事やって来るのでしょうか⁈⁈