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【トゥリスリ】の暑さと冷たさについて

「こんにちはwasenkinです💁‍♂️日本の暑さはとんでもないことになってますね😉そんな中ですが、今回は暑い場所に行ったお話しです。」

 

ネパールから日本へ帰国する直前に、タルプ村からバイクで1時間半ほど北西方向に進んだ所にある「トゥリスリ」という町に行きました。

ここはトゥリスリ川という有名な川に沿って町があり、水がとても豊富なのが特徴。

そしてもう一つの特徴は…夏の時期はとにかく暑い!

標高が100メートル変わるごとに気温は0.6℃上下すると言われますが、

タルプ村の標高が1400メートル。

対するトゥリスリは400メートル。

ということで我がタルプの気温とは6℃ほど高くなると言う計算です。

トゥリスリに向かったこの日は出発時点で村の気温はすでに30℃越え…😅

恐る恐るバイクにまたがり出発です。

 

道中では様々な植物を見る事ができます。

例えばこんな不思議な木…🔽🔽

幹や枝からロープのような物がぶら下がっています。

でもこれはロープではなく、根のようなもの。

地元の人の話によると、この垂れ下がった部分が地面に着くと、それが根を張っていって木になると。

なんとも不思議な木です。

 

他にもこんな木が🔽🔽

遠目に見るとヒョウタンのような形の実がぶら下がっているように見えます。

でも近づいてよく見てみると…🔽🔽

トゲトゲしていて、結構デカい…

これは「ジャックフルーツ」の木。

輪切りにしてみると「ハスの実」のような塩梅で、クリーム色のトロッとした実が詰まっています。

味は…甘くて臭くておいしい(笑)

そう、ドリアンのような感じ。

好き嫌いが分かれる味です。

 

その他にも道端には「バナナ」「ライチ」「マンゴー」がなっていました。

この時期のこの辺りはとんでもないフルーツ街道なのです😁

 

そして1000mの距離を下り切った先には収穫期を迎えた広大な稲田が🔽🔽

この辺りは最も標高が低い場所なので、信じられないくらいの気温になっています。

40℃は超えているでしょう。

なのでバイクが切る風は熱風、眼球が焼けるような暑さを感じます。

日本なら間違いなく熱中症アラートが出ているでしょう⚠️

 

でもさらに信じられないことにそんな環境の中、田んぼには米を収穫する人々の姿が…

稲を刈って、束に縛って運び、地面に打ち付けて脱穀。

…この気温の中全て手作業…考えるだけで眩暈がします…スゴすぎます…

 

そんな灼熱の中、やっと目的地に到着🔽🔽

この「トゥリスリ川」を渡った先がトゥリスリの町です。

写真では伝わらない熱気。

もちろん賑わう方ではなく、熱い空気🙂

もうすでにフラフラです(笑)

 

そんな中でも地元の人々は店を開き、町を歩き、買い物をしています。

ぼくたちも昼ご飯を取る事に。

エアコンのない店先、トタン屋根の下の灼熱、湧くとは思えない食欲…

と思いきや、ダルバートを目の前にすると不思議とお腹が減ってきます。

これは確実にスパイスの食欲増進効果。

夏は冷たいソバやそうめんを食べるより、カレーを食べるべきなのかもしれません😊

 

最初にもお伝えしたようにこの辺りは水が豊富。

本格的な雨季の始まる前でもヒマラヤは十分な量の雪解け水を送ってくれます。

これが冷たくて気持ちい良い!

乾季の終わりごろ、渇水の危険の高まる暑い時期に水を開放する天然の装置。

美しいだけでなく、ヒマラヤは人々の命を支えているんですね。

 

その後、今回の目的であった友人たちと会い、近況を確かめ合って帰宅。

とんでもなく疲れましたが、良い一日でした🙂

さて、今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!

 

最後の最後にご報告を一つ。

多くの方にご購入いただいて、今回の「野良コーヒー」も残りわずかとなりました🎉

ご希望の方がおられましたらぜひお早めに!!