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【ネパール郵便事情🏣】日本からのEMS

「こんにちは😊wasenkin嫁です昨日は家から一歩も出ずに過ごしました。今日はどうかな??」



私たちの村カカニ標高2000M🏔️に位置します。

標高が高いおかげで幻想的な雲海が見れるのだけど・・・



紫外線量というのは、高度が1000M上がれば、10~12%増すそうです。
知らなかった・・・😮
そのせいか、先日ちょっと草むしりをしたら、帽子とマスクからはみ出た部分だけ一気にシミが濃くなったような・・・

 


シミやシワが増えるお年頃になったんだなぁと物思いにふけっていた矢先、使っていた日焼け止めクリームがなくなり、日本から持ってくるのも忘れていることに気づく😥
日焼け止めクリームはネパールでも売られているのだけど、なんでも肌に合う訳じゃない私のわがままなお肌・・・
そして日光アレルギーを度々起こす厄介なお肌・・・
帽子をかぶればジロジロ見られるし(帽子をかぶっている女性は珍しい)
こまめに化粧直しできるような場所もなければ、そんなことしてる人もなかなかいない(そもそも化粧をしている人も少ない)ので恥ずかしくて無理・・・
ということで、日本から送ってもらう事にしました!(お母さんありがとう!)
EMS(国際スピード郵便)で金曜日に日本の郵便局窓口を通過し、水曜日の朝にはネパールの郵便局から荷物到着の電話が。。
そう、わざわざ電話をかけてくれるんです。
なぜかというと、、、
届いた荷物の宅配サービスはないから・・・

ここでネパールの【住所】について少し🙉
厳密には住所は存在するようですが、自分の家の番地を知らない人がほとんど。うちの大家さんにも「ここの住所は?」と聞いてみましたが、町名までしか答えられませんでした。ここカカニで生まれ育ち50年以上ここに住んでいても「重要な書類を確認すればわかるのかもしれないけど・・・」レベル。日本のように住所は重要ではないようです。ということで、宅配システムも浸透しづらかったんでしょう。

・・・というわけで、日本からの荷物をカトマンズの郵便局へ取りに行きました。
外観はこんな感じ⬇️

窓口はこんな感じ⬇️

パスポートのコピーを渡し、書類に必要事項を記入すると、奥の方から荷物を持ってきてくれました。日本であればこれで受け取り終了ですよね?
しかしここはネパール❗
まずその場で荷物を開けるように指示されます。
開けるのを手こずっていたら、包丁を貸してくれます。(カッターの代わり)
封を開けると、5番の部屋のおじさんを呼んでくるように言われます。(私がいたのは7番の部屋)
陽気なおじさんが来ると、荷物の中を適当にあさり、まるでおみくじを引くかのように気になった一品を取り出し、「これはなんだ?」と聞いてきます。
ちなみに今回は日焼け止めクリームのついでに入れてもらった、納豆で使う粉からし

(手作り納豆については良かったらこちらもご覧ください⬇️)

wasenkin.hatenablog.com

「辛いスパイスだよ!」と適当に説明すると、おじさんによる検品は終了👍
次に書類を持ってさらに別の部屋に行くように指示されます。
その部屋では、パソコンに向かった別のおじさんが、発送時に申請した内容物をもとに関税がいくらか計算してくれます。
そして今度は隣の建物にある銀行へ行き、その税金を支払います。
今回は832ルピー。(約900円)

支払いを済ますと、さっきの陽気なおじさんが完了のハンコを押してくれて、晴れて荷物を受け取れる!

こんな流れでした。
かかった送料と税金を含めるとだいぶ高級な日焼け止めになってしまったけど、これで安心して出歩ける♬
ネパールにいても日本からの荷物をたったの4日で受け取れるというのは素晴らしい事ですね。
でも、どんなに山奥だろうと、指定した時間に荷物を届けてくれる&ハンコ一つで受け取れる日本の宅配システムは、さらに素晴らしいですね!