「こんにちはwasenkinです。貯水タンクの掃除、色々大変だったなぁ~、と物思いにふけっていたら以前カトマンズに住んでいた時のことを思い出しました。今考えれば過酷な水環境でした…当時の事を思い出しながら綴っていこうと思います。」
以前の記事でネパールには日本のような浄水場や整備された上水設備がなく、生活用水は基本的に買ってきた水や井戸水を屋上の貯水タンクにためて使っていると書きました。
僕たちが以前住んでいた所もまさにそんな感じだったのですが、しょっちゅう水の問題が起こっていました。
①「水が無くなる」
雨季はまだいいのですが、乾季になるとこれに毎年頭を悩まされます。
ですからかなり節約して水を使わないといけません。
例えば
・食材や食器を洗った水をためておいてトイレを流す
・身体を洗った水もためておいてトイレを流す
・そもそも身体を洗う水を最小限にとどめる
(これには一時期、どれくらい少ない量で全身を洗えるか夫婦で情熱を燃やしたことがあります。結果として洗面器3杯あれば全身を洗えるほどにまで熟練度が上りました。人間てたくましいですね😁)
でも無くなるときには無くなります。
そんな時には「水を買います」⬇️⬇️
電話でお願いすると、こうして水を満載したトラックが家の近くに来てくれます。
そしてそこからホースを伸ばし、家の地下に作られた貯水用のタンクに移し⬇️⬇️
必要な量をポンプで屋上のタンクに引き揚げます。
こうして水の無い時期を乗り越えます。
②「水が汚い」
どれくらい汚いかというと…
今見るとなかなかのレベルです😱😱
カトマンズはどこもこんな感じ、ということはないですが、うちは特にヒドかったです…😭
ここまでヒドくなるとある「特殊な人」を呼ぶことになります。
それは…
「井戸清掃請負人」(勝手に名前を付けました)
井戸も何年も掃除をせず放置すると「ヘドロ」のようなものが溜まるそうです。
それが汚れの原因、ドブのようなニオイの原因になると…
そしてその原因物質を取り除いて水質改善を行うのが「井戸清掃請負人」の仕事なんですね。
簡単に説明しましたが、この仕事…絶対にマネできません…
⬆️⬆️…見えるでしょうか?
井戸に落ちて救助されている人ではありません。
彼こそが「井戸清掃請負人」なのです!!
ロープだけをたよりに危険な場所へ潜入しています!
リアル「ミッション・インポッシブル」!!
「漢の中の漢」!!
「the man of men」!!
以前の僕の仕事は子どもダマしであると言わざるを得ません!⬇️
彼のおかげで水質は随分改善されました…脱帽
今回カトマンズの「水」に関する思い出をつづってみました。
当時は「大変」と感じていたことが、今こうして書いていると「いい思い出」に変わっているのを感じました😊
やっぱり人間ってたくましいですね!!
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました🙇♂️