「カカニからカトマンズへの買い物はほとんど半日がかりの大仕事です😅そんなわけですから、当然お腹も減ります。でも、あまりお金をかけたくない…そんな時のコスパ最高の定番食が【ナンとカレー】です👍」
日本人でカレーが嫌いな人ってあんまりいませんよね?
でもほぼ毎日「ダルバート」を食べるネパールにおいては、カレー嫌い人口はほぼ皆無といっていいでしょう。
(嫌いな人は生きていけない…😭)
「ダルバート」はネパールの国民食のようなものですからお店の数も多い。
小さな村にもそれを提供する定食屋があります。
でも、「ナンカレー屋」は少ないんですよね…
日本でもインド・ネパール料理屋へ行くときはライスではなく必ずナンを注文する僕としてはちょっと残念に思う所です。
さて、この貴重な「ナンカレー屋」ですが、見つける時の鉄則があります。
それは
「タンドリーを探せ!!」
タンドリーはナンを焼く窯のことですが、店の外から見えるように設置されています。⬇️⬇️
「タンドリーあります!」「タンドリー始めました!」みたいな看板はない上に、数も少なく、目立つものでもないので探す時には一苦労です。
中はこんな感じ⬇️⬇️
外側はドラム缶型の金属でできていますが、上部は土で形成されていて、内側にも全体に土が塗られています。
底の部分で赤く光っているのは炭ですね。
覗き込むとけっこうな熱気を感じます。
この時はお兄さんがナンを焼いていました。
生地は水分が多くて、簡単に手にくっつくほどです。
これを素手でペタペタやりながら形を整えていきます。
もう執拗にペタペタです。
…ちょっと食欲がなくなります。
そしてこの生地をナン専用クッション?に乗せます(名前が何なのかも、そもそもどこで売っているのかも分かりません)⬇️⬇️
そしてナン生地の粘着力を利用しタンドリーの内壁に貼り付けます。
火からけっこうな距離がありますが、ちゃんと膨らんで焼き目が付いています。
ものの1,2分で焼き上がりです。
この後これが3つに切り分けられて提供されます。
「バターナン」を注文するとバターを塗ってくれます。
ちなみにこの写真でお気づきの方がいるかもしれませんが、日本のナンと比べるとけっこう小振り…(下手すると半分くらい?)
でもこのくらいが本来のサイズのようです。
(ナンでもインド料理やが日本に激増した時期に他の店との差別化を図って徐々に巨大化していったそうな…日本のナンのサイズにはインド人もビックリらしいです(笑))
この「ナンカレー」の素晴らしい所は、あまり待たずに食事にありつけるという所。
この時も5分もしないうちに完成しました⬇️⬇️
⬆️⬆️色々なスパイスが混ざったチキンカレーの何とも言えないおいしそうな匂いと、バターが香るナンは食欲を刺激してやみません🤤🤤
お兄さんのペタペタももう忘却のかなたです。
そしてさらに嬉しいのはお値段。
チキンカレー(約130円)とバターナン×1(約50円)!!
日本では考えられないですね😅
ということでネパールにおける「ナンカレー」は
安い!早い!うまい!の3拍子がそろった食べ物なのです!!
皆さんもどうぞネパールに来ることがあれば一度挑戦してみてください!!
さてさて、今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました🙇♂️