「こんにちはwasenkin嫁です。
今日は、これまで何度か登場したA少年について書いてみようと思います。」
A少年とは?
近所に住む、12歳の男の子。
暇だと思われてるのか、単純にお友達と思ってくれてるのか、とにかく毎日遊びに来ます。
面倒ですが、ついつい構ってあげたくなっちゃう、純粋で無邪気な子です。
ウチに来て何か食べるとなると、「僕はお箸が使える!」と豪語し、なぜかお箸にこだわって食事をします。
カレーさえもお箸で食べきったA少年。
箸を万能と思っている様子。
さすがにカレーはスプーンで食べた方がいいと思うけどね😉
毎日遊びに来るA少年ですが、一応お父さんからは迷惑になるので頻繁に行かないようにと注意はされているよう・・。
そのせいか、色々と理由を作ってやってきます。
その理由が子供らしくてかわいいんです😍
例えば、『そろそろバイクが汚れる頃と思ったから・・』と。
頼んでもいないのに、ホースを引っ張り出してきてうちの夫のバイクを洗おうとします。
逆に汚れたんじゃないか⁈と思うレベルですが、これまで何度か洗ってくれました。
またある時は『手洗い場を直しに来た』と言って、別に不便もなかった外の手洗い場の地面をほじくり返したり。
(後日、その穴に見事にハマる私😭)
さらにある時は『コーヒーが飲みたくなった』と。
❝君にコーヒーの良さが分かるのかい⁈❞と心の中でツッコミつつも、かわいさに完敗😅
そんな彼の良いところは、人のためになりたい、喜んでもらいたい、という気持ちが強いところ。
私が料理をしていれば、『何か手伝えることある?』と必ず聞いてくれます。
桑の実を触って紫色になった私の手を見て、『僕の服で拭いて良いよ』と袖口を差し出してくれたことも。
先週のオタマジャクシ事件では、彼のそんな優しさが際立ちました。
カエル好きの私のために、近所のため池にいたオタマジャクシを一匹捕まえてきてくれました、『成長すればカエルが飼えるよ』と。
しかし容器に移す時に勢い余ってオタマジャクシを潰してしまったA少年😅
得意げだった顔が一瞬で泣きそうな顔に。
結果はともあれ彼の気持ちがとても嬉しかったことを伝え、その日は帰らせます。
でもきっと罪悪感を感じていたのでしょう。
次の日私たちが帰宅すると、普段置いていない所にバケツが転がっています。
近づいてよく見てみるとその脇には・・🔽
ビニール袋を使った簡易的な「池」のようなものが…
でも水はすでにありません。
さらによく見てみると、そこには…🔽
干からびたオタマジャクシが!!🔽
一部始終を見ていた大家さん曰く、A少年は私たちがいない間に試行錯誤しながら池を作り、私たちの帰りを待っていたとのこと。。。
でも待ちきれずに家に帰った後、池の水が全部抜けて、そして罪のない二匹目のオタマジャクシは…😭
次の日、意気揚々とオタマジャクシの様子を見にやって来たA少年。
でも昨日の悲しい事実を伝えると、彼もショックを受けます…
しかしそれもつかの間、すぐさま新しいオタマジャクシを捕りに出かけると言い出しました!
せっかくなので私もついて行ってみます。🔽
ジュリーと共にボーっと見守っているうちに彼は20匹捕まえていました😅
それを我が家に持ち帰り、また庭に池を作ろうとしてくれたのですが、昨日のことがあるので信用できず、バケツで飼育することにしました。
でもバケツが小さいのでは⁈と気になっていたようで、さらに次の日の朝、少しだけ大きめの容器を片手にやってきます。
その容器の中にオタマジャクシの家を作ってくれました。🔽
さらにヨモギを潰してヨモギ水を作り、それを地面の穴に流し込み、不思議な昆虫をおびき寄せ、それをオタマジャクシに餌として与え、『今日のエサはこれで足りるから、明日はパンの欠片でもあげたらいいと思うよ!』と言う言葉を残し去っていきました🔽
…しかし残念ながら、オタマジャクシは一晩で全滅…
かわいそうすぎる…😭
結果はともあれ、彼のこれまでの仕事ぶりからは、責任をもって最後までやり遂げる、そんな良い特質が見受けられます。
うまくいく確率はちょっと低すぎるけど・・・(笑)
もはやウチの子でもいいくらい、愛着が湧いてしまったA少年。
今後の成長が楽しみです。